便秘に使う下剤の種類は何がある?

便秘に使う下剤はいくつも種類があります


便秘で便が出ずにお腹が張り苦しい思いをしているならば、下剤を使って、便を出すという方法があります。

生活改善や運動などを行い、腸内を整え便を出しやすくして便秘を改善する方法もありますが、これは時間がかかり、効果も出にくいです。

その点、下剤であれば速攻性があり、便を出したいと思うときに、すぐ出せます。

下剤にはいくつも種類があり、それぞれで作用や効果が違い、その効果を見て、どの種類の下剤を使うか決めるとよいでしょう。

便秘に使う下剤は、それぞれで効果が違います

便秘の時に便を出すのに役立つ下剤ですが、その効果はそれぞれ違います。

使われている成分が違ってくるので、効果も違ってくるのです。

それは、腸に働いて便を出すタイプや、便に直接働いて便を出すタイプなどいくつもあります。

素早く効くタイプから、刺激で排便するタイプなど色々あり、どのような効果を得たいかでも、使う下剤が違ってくるでしょう。

下剤の成分はいくつかあります

便秘に効果のある下剤は、製品としてもいくつか種類があります。

また、その製品に使われる成分にしても、いくつか種類があり、それぞれ効果が違ってくるでしょう。

植物由来の成分

下剤として、植物由来の成分があります。

プランタゴ・オバタ種皮

プランタゴ・オバタという植物の種皮を使っており、食物繊維のような塊となっており、腸内に入ると水分を吸収してふくらみ、腸を刺激します。

痛みはほとんどなく、習慣性もあまりなく、補助的な成分です。

そのために、他の下剤の成分と一緒に使われることが多いです。

ダイオウ

タデ科の植物の根を使っており、乾燥させて生薬としています。

主に漢方系の下剤に使われており、大黄甘草湯という漢方に使われることが多いです。

痛みがあり、習慣性もあります。

妊婦の方には使用できません。

センナ

漢方として古くから使われており、植物の成分を抽出しています。

胃腸で吸収されず大腸に届き、刺激して活性化させるのです。

お湯で煎じて飲むタイプ、錠剤タイプなど、さまざまな種類があります。

習慣性があり、長期間使用すると、耐性がついて、効かなくなってしまうでしょう。

腸に作用するタイプ

マグネシウム

下剤として有名な成分であり、腸内に水分を集めて、腸を刺激します。

痛みも習慣性もほとんどなく、使用時は腸内に水分を集めるので、沢山水分補給して使いましょう。

長期間使用すると、マグネシウム中毒になることもあるので注意しましょう。

ビサコジル

腸の副交感神経を刺激し、腸の運動を高めて排便を促します。

胃でも吸収されるので、通常は錠剤になっており、腸に届くようにコーティングされています。

噛まずにそのままお水と一緒に飲み込みましょう。

他の成分と一緒に使われることが多いです。

空腹時に使用するのがよく、妊婦への使用は流産などに繋がりやすいので推奨されません。

ナトリウム系

座薬タイプに使われる成分となっており、肛門に入ると炭酸ガスを発生させて、腸を刺激し、排便しやすくします。

直腸付近で作用し、すぐに効果はあり、即効性のある下剤です。

その他のタイプ

ジオクチルソジウムスルホサクシネート

便に水分を吸収させて、便を軟らかくすることにより、排便しやすくします。

肛門近くで硬くなった便に効果的です。

副作用がほとんどないので、慢性的な便秘や妊婦にも使用できます。

下剤としての効果は弱く、補助的に使うのがよいでしょう。

マルツエキス

麦芽糖を含むシロップであり、乳幼児用の下剤です。

麦芽糖が大腸で発酵し、腸を刺激し、排便を促すのです。

甘いシロップで子供にも使用でき、栄養もあるので、栄養補給としても使われます。

グリセリン

腸を刺激する作用と、便に浸透し柔らかくする作用の2つがあります。

習慣性があり、長く使用するとグリセリンに耐性がつき、効き目が薄くなることがあるので注意しましょう。

主に浣腸に成分が使われており、肛門から腸に直接作用させます。

腹痛や発疹などの副作用が出ることがあり、使用には注意した方がよいでしょう。

水分と一緒に使用しましょう


下剤を使うときは、座薬タイプは別として、錠剤タイプや煎じるタイプは、お水と一緒に使用します。

お水で飲み込むようにして、多くの下剤は噛まずにそのままの状態で飲むようにします。

下剤の種類によっては、水分によって腸を活発にする、刺激するタイプもあるので、十分にお水を飲んで下剤を使用するとよいでしょう。

とくにコップ1杯以上のお水と一緒に服用するのが好ましく、下剤を服用後、少し多めにお水を飲むようにします。

お水がないと、十分に下剤の効果を発揮できないこともあります。

お水と一緒に下剤を服用しましょう

下剤は、便秘のときには、効果的に排便するにはよい薬です。

その種類にはいくつかあり、口から服用するタイプや、肛門から直接使うタイプがあります。

服用するタイプの下剤を使うときは、十分にお水を飲んで、服用するようにしましょう。

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