便秘ってどんなメカニズムで起こっているの?

腸内における複雑なメカニズムが便秘に影響しています


便秘は、いわずもがな腸内で便が停滞して排便されにくい状態です。

ですが、実際は一言で説明できるような単純なものでもありません。
あらゆる要因やメカニズムが影響して、複雑な状況が巻き起こっています。
そんな複雑さこそが、便秘解消が一筋縄でいかない理由でもあります。

ですがだからこそ、メカニズムを知れると効果的な対策ができます。
便秘のとき、腸内でどのようなメカニズムが起こっているのかをまとめた当記事を、ぜひお役立てください。

主に大腸において異常が起こっています

腸といっても、いくつかの種類に分けられます。

大きく二分すると小腸と大腸に、その他、十二指腸や直腸なども存在します。
ですがこの中でもとくに便秘のとき影響されるのは、大腸に他なりません。
そのため便秘時における大腸のメカニズムを、詳しく知っておくとよいでしょう。
大腸のどのあたりで便秘が起こるかによっても、対策が変わってきます。

便秘のメカニズムを知ることができると対策も的確になります

便秘の解消法というのは、決して複雑なものでもありません。

薬を飲む・運動する・食物繊維を摂るなど、多くの人が理解していることでしょう。
そして多くは、気軽に実践できます。

ですが便秘のメカニズムを知って、自分の今まさに起こっている症状をしっかり理解した上でおこなうものとそうでないものとでは、効き方が違ってきます。
メカニズムを詳しく理解して、的確な対策ができるようになりましょう。

そもそも便秘ってどんな症状?

便秘の定義は、もしかするとあいまいかもしれません。
便が出にくくなる症状に他なりませんが、どれくらい出ないときに異常を感じるかは、人それぞれであるためです。

医療関連の情報サイトでは、主に週に3回以上の排便がない、さらに毎日出ていても、便が硬く少ないと感じる場合便秘といえると紹介されています。
まずは定義として、覚えておきましょう。

原因としてはさまざまですが、多くの場合は腸内の水分量が低下しています。
だからこそ固形に近い硬い便が出やすくなるのです。
便が腸内で移動しにくくなるのも、同様の理由があてはまります。

便秘のときの大腸で起こるメカニズム

大腸は、主に4ヵ所に分類されます。
小腸から続く上行結腸、続いて横に位置している横行結腸、横行結腸から下部へ続く下行結腸、最後に直腸へと続くS状結腸のそれぞれです。

そして便は、直腸方向に進むにつれ水分が吸収され硬くなっていきます。
その中でも便秘が起こるのは、横行結腸と下行結腸のつなぎ目あたり以降です。

そして便秘が起こる部位によって、別の原因が考えられます。
たとえば横行結腸の終盤あたりから始まる便秘は、弛緩性便秘と呼ばれます。
便を送るための蠕動運動が低下しており、停滞してしまっているのです。
主な原因としては、運動不足が挙げられるでしょう。

次に下行結腸内で起こるものは、けいれん性便秘の可能性が高いです。
弛緩性便秘とは反対で、蠕動運動が強すぎることで腸がけいれんを起こし、便が送りだしにくくなる状態です。
ストレスが多い、気分の切り替えが苦手といった場合に起こりやすいといわれています。

最後にS字結腸から直腸のあたりで起こる直腸性便秘です。
便が排出される直前であるにもかかわらず、便意を感じられないことで起こります。
排便のための落ち着いた時間がとれない、また胃腸の調子が悪く、腸と神経の結びつきが弱まっているときに生じやすいです。

便秘の状態を緩和するには

上記の通り、便秘と一口にいっても種類はさまざまです。
そのため状態に合わせた対策をおこなわなければなりません。
まずは便秘のメカニズムを理解した上で、自分の生活を振り返ることが大切でしょう。

また同時に、水分摂取の意識も心がけてください。
前述の通り、便秘は腸内に水分が不足することにより便が硬くなる症状です。

そのため便をやわらかくする水分の補給が効果的なのです。
とくに腸への刺激がおだやかな軟水寄りのお水が効果的です。
進んで摂るよう、意識してみてください。

便秘のメカニズムを知ることで生活を見つめ直せます


自分のこととはいえ、体の中まで理解している人はそういないでしょう。

だからこそ異常が起きたときにスムーズな対策がとりにくいのです。
ですがメカニズムをある程度把握しておけば、原因と対策を即座に考えることができます。

まず重要なのが、生活の見直しです。
便秘のメカニズムに合致する面がないか、思い返してください。
そんな中で、生活の改善や水分補給を意識すれば、スピーディーな症状改善が期待できるでしょう。

便秘の種類を知ってピンポイントな対策をしましょう

便秘を治したいからといって、あれこれと考えなく対策することはおすすめできません。

それにより、不要な刺激やストレスを与えてしまい、いっそう悪化させてしまう可能性も出てくるでしょう。
メカニズムを知って、ピンポイントな改善をおこないましょう。

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