便秘を改善したいときにやるべきケアってある?

簡単なものから専門的なものまで便秘向けのケアは多数あります


便秘でつらいとき、まず思いつくのは便秘薬でしょう。
特別な成分を取り込むことで、強力な改善効果が期待できます。
ですが、実は個人でできるケアというものも、事実存在します。

確かに薬にも効き目が期待できますが、一方で体への負担が大きいのも実際のところです。
手軽にできるケアなら、よりおだやかな効き目に繋げられるでしょう。
まずは、個人でできるケアを試すことをおすすめします。

便秘の仕組みを知ることでピンポイントなケアが可能です

便秘のケアは、あらゆる角度からおこなうことができます。
ですが、他人がやって効くものが自分にも効果的かといえば、そうでもありません。
自分の便秘がどのような原因で起こっているのかを考えて、ピンポイントにケアすることがポイントです。
適切なやり方ができれば、解消もスムーズでしょう。
原因と対策のパターンを、いくつか理解しておくべきです。

便秘のタイプに合ったケアで効率的に解消しましょう

便秘に対するケアが個人でできれば、あらゆる面で効率的です。
便秘になりやすい人は、日常的に症状を感じているということも考えられます。
そのため、ケアが大変ともなれば生活にすら支障をきたすでしょう。
自分に合った適切な方法を、まずは知ることが大切です。

便秘にはさまざまなタイプがあります

便秘が起こるのは、主に大腸です。
ですが、大腸のすべての部位で同じような便秘が起こるかといえば、そうでもありません。
実は、部位によってタイプの異なる詰まり方をします。

たとえば、大腸の中盤あたりで起こる便秘です。
お腹に円を描くように収められている大腸ですが、その中でも円の上部に位置する、横行結腸という横向きの部位で起こります。
腸の蠕動運動という便を運ぶ動きが弱くなっているため、横向き移動ができなくなってしまうのです。
この横行結腸における便秘は、弛緩性便秘と呼ばれています。

次に、大腸中盤~後半あたりの、下行結腸にて起こる便秘です。
その名の通り、下向きに便を移動させる部位となっています。
蠕動運動が強くなり過ぎてしまい、腸がけいれんすることで起こります。
けいれん現象が影響して、便がスムーズに送られません。
現象と同様で、けいれん性便秘という名前です。

最後に、大腸の後半であるS状結腸~直腸で起こる便秘です。
だいぶ肛門まで近い場所ですが、にもかかわらず、体調が悪いと便意を感じられません。
すると、排便すべき便を出すタイミングが見つけられず、結果便秘となってしまうのです。
直腸付近の便秘なので、直腸性便秘という名称がつけられています。

タイプ別のケア方法を知りましょう

いずれも便が詰まる症状に他なりませんが、それぞれで原因と対策が異なります。
3種類の便秘それぞれに適したケアを、知っていきましょう。

まずは、弛緩性便秘についてです。
前述の通り、蠕動運動が低下することによって起こります。
この現象は、デスクワークのような決まった体勢を長時間続ける仕事に就いている人や、運動が苦手な人に起こりやすいです。
そのため、継続的に適度な運動をおこなうと解消に繋げられます。

けいれん性便秘は、精神的な影響が大きいです。
ストレスを抱えがちである、緊張しやすいといった人に起こりやすいです。
適度なリラックスを意識して、あまり緊張しないよう心がけましょう。

便意を感じにくい人がなる直腸性便秘は、余裕をもってトイレにいけるよう時間配分を意識してください。
朝早起きする、身支度を早めにするなどして、トイレの時間にゆとりを持ちましょう。

手軽で実践しやすいケアもあります

3タイプの便秘それぞれに適したケアは、前項の通りです。
ですが、これらのケアができないからこそ便秘になっている、そんな人も多いことでしょう。
そんな人は、手軽さが特長的なケアも覚えておきましょう。

タンブラーや水筒を持ち歩くなどして、しっかり水分補給をおこないましょう。
1日約2~2.5リットルを、1時間置きにこまめに分けて飲むぐらいがおすすめです。
これにより、硬くなった便をやわらかくすると同時に、全身の代謝を高める効果が期待できます。

また、便秘の種類によっては腸が繊細になっていることも考えられます。
刺激の少ない低ミネラルのお水を選んで、お腹をいたわる意識ももてるとなお良いでしょう。

便秘のタイプに合ったケアを覚えましょう


便秘は、症状の起こる部位で原因やケアの方法が異なります。
主には、弛緩性便秘・けいれん性便秘・直腸性便秘の3タイプに分かれます。
もちろん、腸のどこで便秘が起こっているか、自分で確かめることはできません。
ですが、3タイプそれぞれの原因を実生活に照らし合わせることで、自分がどのタイプか予想することが可能でしょう。
生活を振り返って便秘のタイプを予想して、適切なケアを見極めてください。

薬に頼らずピンポイントのケアが大切です

便秘薬に頼ると、体は大きな負担を受けます。
その点、便秘の原因を知ることができれば、生活の中で的確なケアができます。
便秘の3つのタイプを把握して、効果的なケアができるよう意識してみてください。

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