天然水は本当に安全性が高いお水?

天然水=安全性が高いわけではない

天然水のデメリット
天然水は、特殊な加工等が行われていない天然のお水であるということから、安全性の高いものだと感じている方も多いでしょう。

しかし実際には、天然水は体にとって全くの無害であるということではありません。

これは、天然水に含まれるミネラル成分等が、過剰摂取などにより内臓機能の働きを弱めたり異常を来したりしてしまう可能性があるためです。
そのため、私たちが天然水を飲む際には、どの栄養成分がどれほど含まれているのかを知っておく必要があります。

天然水に含まれる成分とは?

天然水に含まれている成分の中でも代表的なのが、ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウムの4種類です。

その他に、亜鉛、バナジウム、ゲルマニウムといった成分が含まれているものもあります。

これらは、それぞれ通常に摂取していれば、体に悪影響を与えることはなく、むしろ体にとっては欠かせない大切な栄養素です。
しかし、多く摂取し過ぎると高血圧や下痢といったさまざまな症状を引き起こすことがあるのです。

考えられる体への悪影響

天然水に含まれる各栄養成分は、少量の摂取であれば体に負担を掛けることがありませんが、過剰摂取することで内臓機能に支障を来す可能性もあります。

その具体的な症状は下記のようなものです

下痢・嘔吐

マグネシウムやカリウムといったミネラル成分を多く摂取すると、下痢や嘔吐などの症状が出てしまうことがあります。

内臓の発達している大人であればそこまで問題はありませんが、赤ちゃんは腎臓機能が未発達なため、体外にミネラル成分を排出することができず、下痢や嘔吐といった症状を引き起こす可能性が高いです。

安全性の高いと言われる天然水ですが、マグネシウムといったミネラル成分が多く含まれたお水は与えないように注意しましょう。
もちろん、大人であっても過剰な摂取は控えるのがおすすめです。

吐き気

天然水によく含まれているバナジウムは、実は毒性があるとも言われています。
そのため、過剰に摂取をすると、下痢や腹痛といった症状に加え、吐き気をもよおすこともあるのです。

この症状は、約半年間、毎日22mgという大量のバナジウムを摂取した方に見られました。
ただし、少量であれば細胞の活性化などに役立つ成分です。

また、普通にお水を飲んでいるだけであれば、そこまで過剰に摂取してしまうことはありませんので、そこまで心配する必要はないでしょう。
1日におけるバナジウムの摂取量の上限は1.8mgとされているため、これを目安にして、摂取し過ぎないようにすることが大切です。

むくみ・高血圧

体内の水分量等を調整する働きのあるナトリウムを摂取し過ぎると、むくみや高血圧の原因となります。

塩分を体内に多く取り込み過ぎると、細胞外液の濃さを保持しようとする働きによって、ナトリウムが体外へと排出されます。
これにより、血液内の体液が交換され、高血圧状態となってしまうのです。

ナトリウムの1日の適性摂取量は、男性が10g未満、女性が8g未満となっているため、この量を超えないように気を付けましょう。

高マグネシウム血症

マグネシウムを過剰に摂取することで起こる症状の一つで、脱力感や呼吸障害、低血圧といった症状が見られます。

また、重症になると心停止が起こる可能性もある危険なものです。
基本的に、食事をとる中で自然と1日の中で充分な量を摂取できるマグネシウムですが、薬などによって過剰に摂取することで、この症状が出る可能性があります。

天然水の中には、ミネラル成分が多く含まれたナチュラルミネラルウォーターという種類がありますが、この中にはマグネシウムが多く含まれている商品もあるため、注意しましょう。

その他の症状

上で挙げたような症状以外にも、下記のような症状が現れることもあります。

筋力の低下

マグネシウムを摂取し過ぎると、心臓の筋肉が正常に機能しなくなることで、筋力の低下を招く恐れがあります。

倦怠感

基本は過剰摂取になってしまうことの少ないと言われる亜鉛ですが、もし摂り過ぎてしますと、免疫力の低下を招き、倦怠感に襲われることもあります。

そこまで敏感になる必要はない

水素水は水素の量とボトルなどに注意
すべての天然水にミネラル成分が多く含まれているわけではありません。

天然水の中でも、ナチュラルウォーターの場合は、比較的ミネラル成分が少ないお水となっています。
また、1日の中で何リットルもお水を飲むことが無い限りは、基本的に過剰摂取で体に大きな影響を与えることはありません。

そのため、そこまで過敏になる必要もないでしょう。

毎日の料理に必ず天然水を利用している方や、日頃からお水を多く飲む習慣のある方、あるいはサプリメントも同時に摂取しているといった方は、そのお水に含まれている成分を確認してみた方が良いかもしれません。

適切な量を守って安全性を確保しよう

天然水は必ず安全性が高いとは言い切れませんが、適切な量を守って摂取すればそこまで問題ありません。

ただし、腎臓機能の未発達な赤ちゃんに与える場合は、少量でも体調不良を起こす可能性があるため、控えるようにしましょう。
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