過剰な水分補給に危険性はあるの?

水分補給は体とのバランスが大切

水分補給と体のバランス
水分は人間の体に必要なものですが、人間にはその人の決まった体積があります。
だれもが皆、体の体積以上のものを体内におさめることはできません。

そのため、水分補給を過剰にすることで余った水分を排出しなければいけなくなります。
また、急激に水分量が増えることで、他の成分を薄めてしまう危険性があります。

人間の体の中は水分や栄養分などで絶妙なバランスを取っており、それが崩れることで体調が崩れます。
水分補給は必要ですが、過剰な水分補給は反対に悪い影響を与えてしまうのです。

人間に必要な水分量

人間には必要な水分量が決まっており、それを補給しながら生きています。

体の60パーセントが水分と言われますが、体を動かしたりすることで失われており、私たちはその失った分を食事や飲み水などで補っています。

水分が失われると体は乾き、血はドロドロになり、肌は乾燥します。
しかし、過剰に与えると反対に水分が増えすぎて、体の他の成分が薄くなります。

過剰な水分補給の危険性

過剰な水分補給の危険性は水分を多く必要としているスポーツ選手などだけでなく、一般の生活をしている私たちの体にも関係しています。

嗜好品としての飲み物があふれ、忙しくて水分補給がおろそかになりがちな私たちは、水分補給を積極的に取ることばかり考えがちですが、あまり頑張りすぎるのもよくありません。

人間に必要な量を知ることで、適量の補給ができるように考えることも必要です。
過剰な水分補給は時に私たちの体に不快な症状を引き起こすこともあります。

人間には必要な水分量が決まっている

人間の体の60パーセント程度は水分で出来ており、それは日々失われ、補給されながらその量と割合を保っています。

その60パーセント以外の成分も非常に大切なもので、それぞれ、たんぱく質18パーセント、脂肪18パーセント、鉱物質3.5パーセント、残り0.5パーセントが炭水化物となっています。

これらの成分は、皮膚や骨、筋肉、神経などをそれぞれ構成しており、どの成分が減っても増えても体の調子は悪くなります。

体にはバランスを取るために水分を蓄えたり、排出したりする機能があり、過剰になると水分を排出して他の成分とのバランスをとります。

しかし、過剰に取りすぎることでその機能がうまく働かなくなると、決まった水分量のバランスが崩れて、体に異変をもたらします。

人が一日のうちに失う水分は、尿や便で約1.3リットル、呼吸によって400ミリリットル、汗で600ミリリットルとなっています。
これら失われた2リットル強を補うために食事や飲料から水分補給をすることになります。

また、人間の体は自ら水分を作り出すこともしています。

食事や体で作られる水分量も思いのほか多く、現実的に飲料から取らなければいけない量というのは、というのは、1.5リットル程度と言われています。

過剰な水分はどこへ?

体に必要な分を確保したあと、余った水分は尿や汗などで排出されます。
尿や汗を出すためにも、人間の体の中ではいろいろな組織が働くことになります。

例えば、尿は血管に一旦吸収された水分が腎臓へ行き、腎臓が尿を作り出します。
腎臓はたくさんの機能を持っており、忙しい組織ですが、働きすぎると機能が低下したり、組織が壊れたりすることがあります。

また、排出の機能が及ばない場合には、水分は体にとどまります。
血管の外側に水分が停滞して、むくみを引き起こすのです。

こうして余った水分は、体の排出機能を過剰に働かせたり、体内に留まっていったりします。

過剰な水分補給と病気の危険性

過剰な水分補給によって、体の機能や組織内の仕組みが狂うことで、病気や体調不良を引き起こすことがあります。

また、一時的に急激な水分過多も体に急性の症状をもたらします。

腎機能の低下によって

腎臓の機能は、一度組織が壊れると元には戻らなくなります。
さらに腎臓の排出機能を上回った水分は、水毒症を引き起こします。

水毒症は胃腸機能の低下やめまい、下痢や吐き気の症状が特徴です。
また、体に水分が溜まってむくみを引き起こし、体を冷やします。

心臓にも悪い過剰な水分補給

水分が増えすぎると、腎臓に排出させようとして、血流がアップします。

これが心臓に負担をかけることになり、血圧の上昇から心不全の危険性まで引き起こします。

急激な水分補給

急にたくさんの水分を補給することは、胃腸の働きを弱めて、消化不良を起こします。

また、急激な電解質バランスの乱れによって、細胞や体の組織が機能不全に陥り、死亡することもあります。

水分補給は適量をこまめに行う

水分補給はこまめに
水分補給は、必要なものでありながら、過剰になると大変危険な事態を引き起こすものです。
水分をたくさん取ろうと心がけることは大切ですが、十分に足りている人がさらに飲み続けてしまうと体に悪影響が出てしまいます。

そのため、水分補給の量を増やそうと考える前に、自分の普段飲んでいる水分量を見直してみることも大切なこととなります。

目安がわかりやすいようにペットボトルで測ってみたり、ウォーターサーバーの一日の使用量を確認したりしてみるのも良いかも知れません。

水分補給が過剰な人は要注意

普段から意識的に水を飲んでいる人や、たくさんの水を一気に飲む傾向のある人は、水分過剰に注意が必要です。

思わぬ病気のリスクから逃れるためにも、必要な水分量を知り、自分の飲む量と比較して見るとよいでしょう。

ただ単に量を取るのではなく、体の中の成分バランスを保つことが必要です。

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