残暑の時期の水分補給で気を付けることは?

残暑の時期の水分補給は冷たいお水が有効です


お盆を過ぎ、9月になって残暑の時期になっても、熱中症で救急搬送される方は少なくないようです。

残暑の時期には特有の気候状態であることにより、大量の汗をかいてもなかなか体温を下げることができない、そのため、身体に熱が籠もりやすく熱中症を発症しやすいのです。

そのため、残暑の時期は水分補給が必要なのはもちろんなのですが、身体の中から冷やすために冷たいお水を飲むことをおすすめします。

残暑の時期は発汗だけでは熱中症を予防できないため、水分補給方法の工夫が必要です

梅雨時、真夏と並んで、気温の上昇に加えて湿度が高くなりやすい残暑、この時期は汗をかいてもその汗がなかなか気化されず、それにより皮膚から気化熱を奪ってくれないので体温を下げにくい状態になります。

ですから、かいた汗の分の水分補給をすると同時に、飲むお水を冷たくすることで、身体の中から体温を下げることが重要になります。

残暑の時期でも減らない熱中症、水分補給による対策について考えましょう

暦上というべきか、1年間の中で夏は6~8月で、9月に入ると本来は秋になります。

ですが、近年の日本では9月になってもまだまだ暑い日が続き、皆はこれを「残暑」と呼んでいます。

毎年夏の暑い時期には平均して4,000~5,000人もの人が熱中症で病院へ搬送されています。

残暑の厳しい時期にも熱中症を発症する人はおり、気温が高い日ほどその人数は多い傾向にあります。

では、残暑の時期に熱中症を発症するのはどうしてなのか、残暑の特徴と共に、熱中症予防のための水分補給について考えてみましょう。

残暑の時期は気候上の特徴もあるようです

毎年6月頃には梅雨入りし、これが夏の幕開けとなります。

そこから約3ヶ月の間、暑い日々が続くことになります。

昔は、「お盆を過ぎれば涼しくなる」とか「暑さ寒さも彼岸まで」と言われたものですが、確かに北国北海道ではこれは通用するようですが、本州以南では9月を過ぎてもまだまだ暑い日が続きます。

これを人は、「残暑」と呼んでいます。

残暑の時期の特徴は、気温が高い日と低目の日があること、真夏と同様かそれ以上に湿度が高い日があるという点なのではないでしょうか。

気温が高いことは、空気中の熱が体に入り込むことで体温の上昇を起こさせます。

人は体温を下げるために汗をかきます。

そうすることで、汗が蒸発する際に皮膚から気化熱を奪い、かつその部分の血流を増やすことで血液中の熱を下げそれを循環させることで、体温を一定に保つことができているのです。

ですが、湿度が高いと、かいた汗が蒸発することができません。

そのため、体温をなかなか下げることができず、その結果熱が体にこもり、熱中症を発症してしまうのです。

残暑の時期には、たまに涼しい日もあります。

また、朝夕が涼しくなってくることもあります。

ですが、時に気温が30度を超すほどの暑さになる日もあり、油断をしていると思っていたより気温が高く、熱中症になってしまうこともあるのです。

ですから、毎日の予想最高気温を確認すると同時に、湿度がどれくらい上昇するのかについても確認することが重要です。

暑さに加えて湿度が高いと、発汗が抑えられてしまいます

気温の上昇によって汗をかき、体温を調節しようとするのは、先ほどお話しした通りですが、湿度が高いと体温調節に必要な機能が現れにくくなることがあります。

それは、発汗です。

ある実験では、湿度が高い環境では発汗が抑えられやすい、つまり湿気が多いとなかなか汗をかけないということが報告されています。

人間の体温調節の方法は大きく分けて3種類あると言われていますが、発汗は体温調節に8割程度効果を発揮していると言われています。

湿度が高いことで発汗が抑えられてしまうと、体温調節に必要な機能がほぼ失われてしまうことに匹敵し、体温を下げることができないので「うつ熱」という、身体に熱がこもった状態になってしまうのです。

残暑時期の水分補給では、量と共にその温度も重要な役割を果たします

湿度が高いことで発汗ができず、またかいた汗も蒸発しないために、身体表面から体温を下げ調節することができないのであれば、残る方法は「体の中から体温を下げる」という方法です。

つまり、「できるだけ冷たい水を飲むことで、身体を中から冷やす」という方法です。

熱のエネルギーは、高いところから低いところへと移動しますから、冷たいお水を飲むことでお水の体の熱エネルギーを移動させ、体温を下げるという方法があります。

ただし、一度に大量の、それも冷たいお水を飲むと、胃腸に負担を掛けることになります。

それから、一度にたくさん飲んでも、身体の熱が下がり切らないうちに体内へ吸収されてしまうことも懸念されます。

また、体液量が急激に増え血圧が上がることによって腎臓への血流量が増え、腎臓にも負担を掛けることになります。

加えて、一度に大量のお水を飲んだとしても、大腸でそのすべてを吸収するというのも難しいようですから、お水の冷たさで胃腸の状態を崩すことも加わって、便がゆるくなる可能性もあります。

そのため、少しずつ冷たいお水を飲むようにすると良いでしょう。

当然ながら、冷たいお水を飲むのと同時に、体表面の温度も下げられるよう、団扇や扇子であおぐ、あるいは冷たいタオルでわきの下や頸の前側を冷やすなどするのも良いでしょう。

わきの下や首の前側は比較的太目の血管が体の表面近くを走行していますので、そこに冷たいタオルをあてると血液の温度を下げることができます。

そうして冷やされた血液が全身を循環することによっても、体温を下げることができるのです。

ちなみに、脚の付け根部分、鼠径部と呼ばれるところですが、ここにも太い血管が走っています。

わきの下、頸と共に鼠径部も冷やすようにすると、身体を冷やすことがで切るようです。

残暑は発汗による体温調節が難しい季節です


本来なら汗をかいて気化熱を体表から奪ってもらうことで体温調節をしていますが、湿度が高い残暑の時期は発汗が抑えられやすいため、この方法に期待するのは難しいようです。

そのため、暑いからといってただ水分補給だけをするのでは、体温を下げ一定に保つことはできません。

また、残暑の時期は暑い日と比較的涼しい日がありますので、涼しい日が続いたりすると油断してしまうものです。

毎日の予想最高気温を確認し、気温が高い日には適切な対応が必要になります。

残暑は冷えたお水で水分補給をして熱中症を予防しましょう

湿度が高く、不快指数が高くなりやすい残暑、この時期に飲むお水は、温度の低い冷たいものにすることをおすすめします。

体表面から体温を下げることが難しいのですから、飲むお水を冷たくすることで身体の中から体温を下げるようにしましょう。

著者情報

hawaiiwater
ピュアウォーター
Webマガジン編集部

ウォーターサーバーやお水のことに関する様々な疑問にお答えしていきます。

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