高齢者の便秘は水分不足が原因なの?

高齢者は水分不足から便秘になりやすくなるといえます


高齢者の悩みの中で多いのが便秘です。

なぜ便秘になるのか、その原因はいくつかあります。

食べる量が減るので作られる便量が減少する、腸の蠕動運動の低下などいろいろと考えられます。

その中でも水分不足が慢性的になって、それが便秘を招くことも考えられます。

水分が不足すると、腸の運動が悪化します。

すると便を外に押し出す力が弱くなって、ずっと滞留することになります。

その結果、腸から水分を吸収される時間も長くなって、硬い便となります。

便秘で悩む高齢者は決して少なくない

厚生労働省の国民生活審査によると、年齢を重ねるとともに便秘に悩む人が増えていることがわかります。

それまでの年齢が2~4万人程度なのに対し、60代に入ると5万人近くに達し、60代後半から70代にかけて7~8万人まで増えます。

80歳以上でも5万人前後いますので、便秘の悩みは高齢者に多いことがはっきりわかります。

高齢者が便秘で悩むのは水分不足が関係する

このようにほかの年代と比較して高齢者の便秘人口はかなり増えます。

これにはいくつか理由がありますが、高齢者は水分不足に陥りがちなことも関係しています。

なぜ高齢者は水分不足に陥りやすいのか、それはいくつか理由があります。

自覚症状が鈍ることで水分摂取しない

人間は水分がある程度必要で、その量は若者も高齢者も本来は一緒です。

若者はのどが渇いたら水分を摂取するのですが、高齢者はあまりお水を飲まなくなります。

それは高齢者になると、感覚機能が老化により低下することが関係しています。

その中にはのどの渇きを感じる機能も含まれます。

つまり水分不足に陥っていても、肝心の当人がそのことに全く気付いていないのです。

結果的に慢性的な水分不足の状況に陥り、便秘の原因となりえます。

このため、全く自覚がないのにいつの間にか脱水症状を発症することもあり得ます。

のどの渇きを感じずに脱水症状を起こし、そのまま倒れて、最悪の場合命に係わる状況にもなりかねません。

ですから高齢者になれば、こまめに意識して水分補給する必要があります。

薬が影響して脱水・便秘を起こしている可能性も

年齢を重ねれば重ねるほど、体のいろいろなところの機能が低下します。

すると病気やけがにかかりやすくなります。

実際病院などに行ってみると、年配の患者の占める割合が多いでしょう。

病院にかかるとその治療の一環として、いろいろな薬を処方されることもあるはずです。

薬には病気やけがの症状を改善・緩和する一方で、副作用の起こる可能性も否定できません。

薬の中には副作用の一環として、のどの渇きを感じにくくするような種類もあります。

そのほかにも医薬品によっては、体内の水分量を維持するのを妨げるようなものも見受けられます。

もし高齢者で常用している医薬品があれば、今一度その薬にどのような副作用が起こりうるのかチェックしましょう。

薬局で処方してもらう際に、副作用について書かれた資料を渡されるはずです。

この中に、高齢者の水分補給を妨げるようなものがないか確認しておきましょう。

高齢者が水分補給して便秘対策するには?

高齢者はこのように水分不足の状況に陥る可能性があり、それが便秘を招く恐れがあります。

もし便秘に悩んでいるようであれば、こまめに水分補給させることが大事です。

そのためには、まずのどが渇いていなくてもコップ1杯程度の水分をこまめに摂取することです。

先ほども紹介したように、高齢者になるとのどの渇きを感じにくくなります。

ですから食後など決まった時間に水分摂取する習慣をつけることが大事です。

もし高齢者が自ら進んで水分を摂取しないようであれば、食事を工夫してみる方法があります。

スープやゼリー、アイスキャンディのような水分が多く含まれている食べ物を提供しましょう。

飲み物の代わりの食べ物で水分補給できるようにサポートすることも大事です。

また高齢者の周りに好きな飲み物をコップに入れておいておくという対策も有効です。

視界の入っているところに好きな飲み物があれば、おのずと手に取る可能性が十分考えられます。

便秘だけではない!高齢者の水分不足は危険


高齢者の脱水症状は便秘を招くだけでなく、さまざまな問題を引き起こします。

ざっと見ても転倒や尿路感染症、歯の疾患、気管支や肺の疾患、腎臓結石などのリスクを高めるといわれています。

そのほかにも高齢化社会の中で問題になりがちなのが認知症です。

実は慢性的な水分不足の状況が続くと、認知症の発症リスクが高まるとされます。

このように便秘以外でも深刻な問題を招きかねないので、水分補給することが高齢者は特に大事なのです。

高齢者には意識して水分補給をさせましょう

このように高齢者はのどの渇きを感じにくくなりがちなので、意識して水分補給させることが大事です。

便秘に悩んでいるようであれば、お水を飲ませることは今日からでも実践できることなので早速始めてみましょう。

著者情報

hawaiiwater
ピュアウォーター
Webマガジン編集部

ウォーターサーバーやお水のことに関する様々な疑問にお答えしていきます。

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