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ライフスタイルジャーナリスト 松浦明のおいしく、楽しく、暮らしのTIPS

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Vol.020
最後の清流・四万十川が育む豊かな食「四万十ノ 食」
2013.9.27 written by Matsuura Akari
寝返り

四万十ってどんな土地?

「四万十」や「四万十川」と聞いて、パッと思い浮かべるものは何でしょう? 今年は特に、高知県・四万十市が「日本一暑い」ことで有名になりましたが、それ以外に浮かぶイメージは?意外にも、「四万十」や「四万十川」は知っているものの、その具体的な中身が漠然としたものしか浮かばない人が多く。冒頭の質問を投げると「う~ん」と首をひねる人も多いのです。

そこで、今回は「日本一!」となった四万十で生まれた注目の地元ブランド「四万十ノ(しまんとの)」を通じて、その知られざる食文化やご当地ものをご紹介します。

全長196キロメートルの四万十川流域は、その面積のうち約83%が森林面積であり、水源の森百選に選ばれています。「森は海の恋人」とも言われるように、森と川、さらには海は互いに連携しあって共存しています。平たく言うと、良質な森に囲まれ、海に近い四万十川は、最高の環境のもとに優れた水質を保つことができるのです。その豊かな土地で育まれる食材は、米、茶葉、生姜、ニラ、鮎、ウナギ、川エビ、柚子などの柑橘類、その他野菜などその種類は多彩で、またその多くが県外に出ることなく消費されてしまうことも多いと言います。

そこで立ち上がったのが、「四万十ノ(しまんとの)」と命名されたご当地ブランド。四万十川流域の生産者さんによる食材を、ブランド化して世界に向けて売り込もうというもので、まずはその豊かな風土を「食」を通じてより多くの人に知ってもらうためのひとつの布石として生まれたのが、第一弾「四万十ノ 食」です。


寝返り

実は、四万十町はお米の一大生産地!

「香り米 穂香」、「ヒノヒカリ」
四万十川上流にある四万十町は標高(海抜)230mの高南大地。昼夜の季節毎の寒暖の差が大きい冷涼地。朝晩は濃霧も発生し、さらに四万十川の伏流水も加わるため、知る人ぞ知る良米の一大産地でもあるのです。「四万十ノヒノヒカリ」は、農薬と化学肥料を50%減らして栽培している特別栽培米。「四万十ノ香り米 穂香り」の“香り米”とはその名のとおり、炊きあがりが香り高い四万十生まれのお米。北のお米産地のお米とは、ひと味もふた味も違うお米は、地元の生産者自慢の1品です。


寝返り

限られた土地のみに息づく郷土食材 

「干し竹の子」「挽き割り玉蜀黍」
「干し竹の子」とは、竹の子を乾燥させた地元の保存食。はじめて見ると、まるでそれは未知の海底生物の骨のようで驚くのですが、じっくり水で戻して煮物にしたり、中華料理に使ったり、常備しておくと便利な郷土食です。
「挽き割り玉蜀黍」は、地元のおばちゃんたちが、軒下で乾燥させた玉蜀黍を挽いて作った保存食。お米と一緒に炊くと、昔懐かしい黍ご飯が味わえます。


寝返り

生姜の生産量、実は日本一!

「ジンジャーシロップ」
四万十は、生姜の生産量が日本一。平均して水分の多さと身質のやわらかさが特徴ですが、四万十ノでは自然の露地栽培にこだわった、夏の間に土佐の太陽をたっぷり浴びた無農薬栽培の生姜を使用。この生姜の絞り汁をたっぷり使って作るジンジャーシロップは、きれいなピンク色が特徴で、パンチの効いたすっきりとした辛味が特徴。寒い時期は紅茶などお茶に入れるとからだが芯からポカポカに。


寝返り

柚子も四万十の自慢です! 

「柚子果汁」
高知県そのものも、良質な柑橘類の産地として有名ですが、なかでも四万十は柚子の名産地。四万十ノでは、農薬や化学肥料を使わずに丁寧に育てた柚子のおいしさを楽しめる柚子果汁をプロデュース。収穫時期の11月には、きりっと爽やかで香り高い絞りたての風味が味わえる「季節限定しぼりたて」も楽しめます。



寝返り

柚子も四万十の自慢です! 

「四万十味噌」 地元ではそれぞれの家庭で手作りの味噌をつくるお母さんも多く、現在は後継者などの問題でその伝統を受け継いでいる家庭も少なくなっているのが現状です。井上糀店は、そのなかでも特に長い歴史を誇るお味噌の生産者。140年以上も代々受け継がれてきた伝統製法を守りながら、手塩をかけて手作りする味噌は、大豆の粒粒感が味わい深く地元でも多くの人に愛されている味です。



寝返り

四万十川の河口で採れた香り高い海産物 

「あおさ海苔」
四万十川河口付近で栽培されているあおさ海苔を川漁師さんが収穫、丁寧に天日干しし、選別した良質なあおさ海苔。お味噌汁や天ぷらなどにすると、磯の香りが食欲をそそります。



寝返り

女性のからだが歓ぶお茶も

「青紫蘇茶」「土佐はぶ茶」
ハブ草の葉と茎を乾燥させて煎ったお茶「土佐はぶ茶」は、独特の香りが好き嫌いがあるかと思いますが、地元では健康茶として親しまれています。「青紫蘇茶」は、びっくりするほど紫蘇の香りが華やかで、冷やしてもあたたかくしてもすっきりとした飲み口が楽しめる女性に人気のお茶です。



最近は『BRUTUS』などのメジャー誌でも丸ごと一冊で地方の知られざる土地をフィーチャーした特集が組まれるなど、日本の「古き良き」を見つめ直す機会も増えています。土地それぞれの食を通じて、日本のさまざまな風土を感じてみる。そんなきっかけのひとつにしてみてはいかがでしょうか。


「四万十ノ」公式サイトURL
http://shimantono.jp/


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Profile

ライフスタイル・ジャーナリスト松浦明

松浦明

Akari Matsura

エディター:ライフスタイルジャーナリスト。

1995年ロンドン Sotheby's Institute of Art ファインアートコース修了。


ギャップ出版にてライフスタイル誌『gap』の編集、ライフスタイル分野の書籍編集に約7年間携わった後、「edible.」を設立。


企業のフリーペーパーや制作物・書籍の企画編集を手がける一方で女性誌・男性誌・ウェブマガジン等でインテリアデザイン・建築・旅・食・ボディケアなどライフスタイルをテーマに執筆活動中。

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