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09.9.12
クィーンズの川っぷちワンダーランド(その1)
written by alpina water staff-ASH

クィーンズ地区というのは、マンハッタンから見て川を渡って東側、ブルックリンから見て北側の地区で、雑然とした町工場や集合住宅が続くところです。

そんなところに行って面白い物があるのか、というお叱りはさておき、今回は「イサム・ノグチ美術館」をご紹介したいと思います。

イサム・ノグチは日本人のお父さんとアメリカ人のお母さんの間に生まれた、20世紀屈指の彫刻家です。

日本にある作品も数多く、伝統的な提灯の技術で作られた「AKARI」シリーズの照明などは、一度は必ず目にされていることでしょう。

とはいっても一部の作品はなんだか「太古の巨石文明の謎の遺跡」みたいではあります。

ノグチは晩年クィーンズの川っぷちに古工場の建物を購入し、そこで自分の作品の美術館を開館しました。

観光名所にもなっておらず、行ったら「ノグチの第二の故郷、日本から来た。

」ということで大変歓迎してもらえたという話を聞いて、早速のこのこと出かけて参りました。

地下鉄を乗り継ぎ、「地下」鉄の癖に高架駅になっているというかなり奇妙でちょっと辺鄙な駅で下車しますが、ここには「クィーンズボロ・プラザ」という横浜のみなとみらいの某ショッピングモールのような大変立派な名前がついています。

地図を頼りにイーストリバー方面に向かって歩き始めたのはよかったのですが、美術館はなかなか出現しません。

「ノグチ美術館はこちら」のような看板は期待すべくもありません。通りでは2台も入れば一杯になってしまうような自動車修理工場が3台目を路上で修理していたり、スプレーでグラフィティを一杯に書き込まれてしまった倉庫や町工場、潰れてしまったのかシャッターを下ろしたままのデリなどが軒を連ねていて、だんだんと心細くなってきます。

人通りも少なく、この辺は日が暮れてからは歩きたくない感じであります。

この年のニューヨークは異常気象で、舗道を歩いているとそのまま蒸し焼きになりそうなカンカン照りです。

モノの影が消え、現実から遊離して異界に迷い込んでしまったような感覚が続きます。

しかし、ようやくとある十字路の角にさきほどからの町工場と大して変わりない建物が現れました。

どうも工場でも住宅でもない様子。

建物の角のところには「NOGUCHI」の文字が… もしかすると、こんな風にして訪問者にフシギ感を与える「道行き」があるというのも、ノグチの意図したところなのでしょうか。

(この項、つづきます)

あかり
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アルピナウォータースタッフASH

ASH

アルピナウォータースタッフのASHです。


昔昔、貧乏旅行が趣味でした。

暇をみつけては色々な場所に出かけたものです。(とはいっても本格的な旅人の方々から見ると、お笑いなのですが)

私の今の旅行はもっぱらGOOGLE EARTHです… 早いし安いし。


そんな中から『水』にまつわる思い出を書いてみたいと思いますので、お付き合い下さい。

情報は古いですから、ご旅行の参考にはなりませんっ。

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