アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2014.4.30 written by Hajime Yokoe

Vol.001
牛乳を“食べよう”

突然ですが私は牛乳をそのまま飲むのが苦手です。ということで飲むのがダメなら食べてしまいましょう、という発想でいろいろなバリエーションの牛乳豆腐を作りました。
今回は牛乳豆腐をスイーツぽく仕上げてみました。これなら牛乳が苦手なお子様にも喜んでもらえると思います。
牛乳豆腐は名前に「豆腐」とついていますが、大豆や豆乳は一切使用していません。
見た目が豆腐のようなので牛乳豆腐と呼んでいます。
牛乳に含まれるタンパク質を酸で凝固させたもので、カッテージチーズも同様の製法で作られています。
特にインドではパニールと呼ばれ、キューブ状にカットしたものをカレーなどに入れて食べています。

レシピ画像

作り方

  1. 牛乳、グラニュー糖、生クリームを鍋で沸騰する直前まで温めたら、軽くかき混ぜながらオレンジジュースを入れます。
  2. 2~3分放置すると、もろもろとした白いものと、透き通った液体に分離してくるので、丈夫なキッチンペーパーやきれいな布巾で漉します。とても熱いのでくれぐれも火傷には気をつけましょう。
  3. てるてる坊主を作る要領で丸い形が出来るように絞り、輪ゴムなどで固定し30分~1時間ほど冷蔵庫で冷やします。切らずに丸い形のまま食べたい場合は、人数分にわけて絞るとよいでしょう。沖縄の島豆腐に似たしっかりとした仕上がりになります。

また、お砂糖を入れずにレモン汁やお酢で固めれば、冷奴のようにして頂くこともできます。
牛乳なのにしょうがやネギも意外と合うんです。
さっぱりとした味なのでスイーツに限らず、いろいろなバリエーションに挑戦してみてください。
細かく切ってサラダに入れたり、スライスしてトマトをのせてカプレーゼのように仕上げても良いです。
その他にも、作る時にバジルなどお好みのハーブなどを加えたり、生クリームの量を増減して食感を変えても面白いでしょう。

材料(3~4人分)

牛乳
1L
生クリーム
100cc(無くても可)
グラニュー糖
大さじ2
果汁100%のオレンジジュースまたは グレープフルーツジュース
150cc

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。