アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2015.9.30 written by Hajime Yokoe

Vol.017
あま~い焼きビーツ

ビーツと聞いてもピンと来ない方も多いのではないでしょうか。
ビーツはロシアを代表する料理「ボルシチ」に欠かせない食材で、てんさい糖の原料である甜菜の仲間です。切ると鮮やかな赤色なことから和名で「火焔菜」と呼ばれています。 露地栽培、ハウス栽培ものがあり、スーパーでも一年を通して購入できるようになってきました。
赤色のほかに、黄色、オレンジ色のものもあります。 真っ赤な色はベタシアニンというポリフェノールの一種で、抗酸化作用があると言われています。また、オリゴ糖や鉄分などの栄養素も豊富に含み、貧血や消化器系の弱い方には積極的に摂っていただきたい野菜の一つです。 
ビーツはかなり硬い野菜ですので、生食する時には細切りにしてサラダに入れるのがオススメです。今回の焼きビーツは株の部分を使用しますが、葉の部分もサラダで美味しくいただけます。

レシピ画像

作り方

  1. 野菜を一口大にカット
    今回はビーツの他にニンジン、ニンニクを使用しますが、お好みの野菜をお試しください。 ビーツの色素は服などに付くと落ちにくいので、汁などが飛ばないよう注意してください。
  2. フライパンで焼く
    フライパンにごく少量のオリーブオイルを入れ、火の通りにくい硬い野菜から焼き始めます。
  3. 盛り付けて完成
    火が通ったら、軽く塩コショウをして、重ねるように盛り付けます。 最後にバルサミコクリームをかけて、出来上がり。

材料(2−3人分)

ビーツ
適量
ニンジン
適量
ニンニク
適量
オリーブオイル
少々
バルサミコクリーム
少々
塩・コショウ
少々

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。