アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2018.2.19 written by Hajime Yokoe

Vol.046
新鮮アジのさんが焼き

先日、撮影の打ち合わせで南房総まで行きました。どんな名物料理を食べようかと楽しみにしていたのですが、その日に限って大雪だったため、食事をゆっくりする時間もなく慌てて帰ってきました。
さて、房総半島沿岸が発祥の郷土料理のひとつとして「なめろう」は有名ですね。なめろうは主に新鮮な青魚に調味料と薬味を入れて、包丁で粘りが出るまで細かく叩いたものです。 そして、なめろうはそこから更に手を加えることで、別の料理へと枝分かれします。
冷水を加えた汁物を「水なます」、ご飯に盛ってお茶をかけてお茶漬けにしたものは「孫茶」、焼いたものを「さんが焼き」といいます。
今回は新鮮なアジで、さんが焼きを作りますが全て作ってしまっても良いでしょう。

レシピ画像

作り方

  1. 魚の下処理
    魚は刺身用として使用できる新鮮なものを選びましょう。 3枚におろして皮を引き、小骨は抜くか包丁で切り取ります。 お魚屋さんにやってもらってもいいでしょう。
  2. 包丁で叩く
    アジをある程度細かく刻んでから、小ネギ、しょうがを加え混ぜながら更に細かくなるように包丁で叩きます。最後に味噌を加え、粘りが出るまで叩きます。 この段階で、「なめろう」が完成です。さらにアルピナウォーターを加えてあっという間に「水なます」の出来上がり。
  3. 大葉で包んで焼く
    小判型に丸めて大葉で包み、熱したフライパンにごま油を少量ひいて両面焼きます。軽く焼き色がついたら出来上がり。

材料(6個分)

アジ
3匹
しょうが(おろしたもの)
大さじ1~1.5程度
小ネギ
5本程度
味噌
大さじ1.5~2
大葉
6枚
ごま油
適量

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。