アルピナウォーターの
おいしいレシピ
おいしいレシピ
Vol.109
日本の調味料でも作れる カオマンガイ しかもスープ付き
学生時代、テントを背負ってタイに行きました。行き着いたのはパンガン島という小さな島。
小さな食堂で食べたのがカオマンガイでした。タイのご飯はこんなに美味しいのかとえらく感動しました。
肝となるのがタレなわけですが、タイではおそらく日本ではなかなか手に入らない謎の調味料が入っているはず。
今回は思い出のカオマンガイを、謎の調味料を使わないで日本の調味料だけで作りました。結構本場の味に近いと思います。

作り方
- 材料の下ごしらえ
もも肉ははみ出た余分な皮や筋を取り除いたら、全体に塩を振って揉んでから、水で洗い流します。余分な脂分や汚れが綺麗に取れることで、澄んだスープになります。
しょうがは皮を剥いて1/2をスライス(煮込み用)、残りはみじん切り(炒め・タレ用)にしておきます。にんにくは皮を剥き、2片をみじん切り(炒め・タレ用)残りは軽く潰しておきます。玉ねぎはみじん切り、きゅうりはスライスしておきます。冬瓜は皮を剥いて一口大にカットします。
- 鶏肉を煮る
鍋にアルピナウォーターを入れ、スライスしたしょうが、にんにく3片、パクチーの根の部分を入れて、最後に鶏肉を入れます。塩を小さじ2〜3程度加えたら、中火にかけ、沸騰したら弱火で20分程度煮込みます。アクが出るので綺麗に取り除きます。
煮上がったら、鶏肉を氷水に取り、粗熱を取ります。煮込み汁は捨てないで取っておきます。
- タレを作る
みじん切りにしておいたしょうが半量とにんにく半量、砂糖、酢、醤油、味噌、刻んだ唐辛子、レモン汁を加えてよく混ぜ合わせます。
唐辛子の量は好みに合わせて量を調整して下さい。
- 米を炊く
お米は研いで水を切ります。
フライパンに鶏皮を入れて火にかけ、塩ひとつまみと水を大さじ2(分量外)を加えて鶏皮を炒めます。
鶏油が取れたら鶏皮を取り出して、残りのしょうが、にんにく、玉ねぎを加えて弱火でゆっくり炒めます。
香りが立ったら、研いでおいた米を入れて更に1分程度炒めます。
炒めたら、炊飯器に移しで通常の炊飯と同じ量の鶏肉の茹で汁を加えお米を炊きます。
茹で汁が余っても捨てないで下さい。
- スープを作る
残った茹で汁から、しょうが、にんにくを取り除きます。パクチーの根は捨てずに入れておきます。
冬瓜を入れて柔らかくなるまでに込み、味を見て、塩気が足りないようだったら塩を加えて味を調整します。
- 盛り付け
炊きあがったお米を更に盛り、スライスした鶏肉、きゅうり、パクチーを添えて出来上がりです。
材料(2〜3人分)
- 鶏もも肉
- 2枚
- 鶏皮
- 150〜200g
- タイ米
- 1〜1.5合
- 生姜
- 1つ
- レモン
- 1/8個
- 唐辛子
- 1つ
- 玉ねぎ
- 1/8個
- にんにく
- 5片
- パクチー
- 一束
- きゅうり
- 1/2本
- 冬瓜(なければ大根)
- 1/4個
- アルピナウォーター
- 2L
- 塩
- 適量
- 砂糖
- 大さじ1〜1.5
- 酢
- 大さじ2
- 醤油
- 大さじ1
- 味噌
- 大さじ2
プロフィール
横江 肇
Hajime Yokoe
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。