お知らせ

2022-10-08

アルピナ×スポーツ 遠藤海七希さん

北アルプスの自然の恵みを原水とするアルピナウォーターは、自然と人間との関わりにいつも関心を持っています

そのような人間の営みの中でも、マリンスポーツは風を読んだり、水の表情を読んだりして切磋琢磨する選手たちが自然と最大限に関わる営みといえるでしょう。

長年のアルピナユーザー、遠藤海七希選手は体育大学に通うヨット49er(フォーティナイナー)クラスのオリンピック強化選手。このたび海外を含めた転戦を重ねる遠藤選手にお話しを伺うことができました。


遠藤選手によると、49erという艇種は⾼い運動能⼒と⾼いセーリング能⼒が求められるヨット中で最も難しい艇種の⼀つ。49erを乗りこなすという事は、それだけ⾃然と⼀つになることを意味するそうです。艇長が4.9メートルに設定されているため49erと呼ばれ、二人乗りで船の両側に翼のような張り出した部分があり、方向転換やバランスを取る場合この部分から全身を乗り出して全体重を利用します。その速さは自然の力を利用する乗り物とはちょっと思えないほどのものです。

遠藤選手はパートナーを組む嶋倉選手とともに2022年6月にイタリア・コモ湖で開催されたジュニア世界選手権に日本代表として参加し健闘、今後のオリンピックや世界選手権などでの更なる活躍が期待されています。



(アルピナウォーター)

以前のレーザーから49erへと艇種も変わってトレーニングも競技も以前よりハードになっていると思いますが、トレーニングの仕方や水分の取り方などは変わりましたか?


(遠藤選手)

基本的にいろいろと取り扱う物自体の重量が重くなりました。トレーニング内容も以前は下半身の筋力増強に重きを置いたものでしたが、今は全身のトレーニングが重要になってきています。

水分に関しては一日に四リットルくらいは摂っていますが、トレーニング中になるとたったの二時間でもそれくらいは簡単に消費するようになっています。



(アルピナウォーター)

ヨット競技にもいろいろあると思いますが、現在の49erは以前のレーザーとどんなところが違うのですか?


(遠藤選手)

簡単に言うとヨット競技の中でも花形の種目で、見ていてアグレッシブで面白い競技だと思っています。前からの波をかぶって体が飛んでしまうと深刻なけがをすることもあり、自分のパートナーである嶋倉君なども足首を負傷したりしたこともあるので、自分も安全に良く注意しています。



(アルピナウォーター)

レーザーラジアル級でオーストラリア、49erでイタリアと転戦して、国内とどんなところが違いましたか?海外選手との違いや体作りなどで学ぶところがあったとするとどんなことですか?


(遠藤選手)

ぱっと見で全員体がでかいですね。それとやはり実力としてヨットに対する総合的な能力がとても高いというのを実感しましたので、自分も日本で49erだけではなくいろいろな船に乗って能力を高めていきたいなと思いました。


(アルピナウォーター)

これからの夢やプランについて教えてください


(遠藤選手)

今の最終目標はロサンゼルスオリンピックです。いまの当面の目標は次のパリオリンピックの出場で、そこに対して自分たちが出来ることを最大限やっていきたいと思っています。

今年の暮れから来年の始めにかけてオーストラリアで練習し、来年の四月ごろからのオランダやポルトガルで行われる世界大会を転戦し、経験を重ねてオリンピックの選考に臨みたいと思っています。


(アルピナウォーター)

アルピナウォーターを長年愛用していただいていますが、なにかコメントをいただけないですか?


(遠藤選手)

自分のヨット競技の中でも自然との一体感というか、自然といかに人々が共生していくかということが自分の活動意義だと思っています。そういったところで天然水由来のアルピナウォーターとはマッチしていけるのではないかと思っています。


「私が⽇本を代表し、海と⼀つになる姿を⼈々に⾒せることで、日本人の一人一人が⾃然と繋がりを⼤切にして⽣きる⽣き⽅を⼿に⼊れるきっかけを作ってほしい」と語る遠藤選手を、アルピナウォーターはこれからも応援しています。