アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2017.6.28 written by Hajime Yokoe

Vol.038
時短豆腐

皆さん御存知の通り、豆腐は大豆からできています。
でも、腐ってもいないのに「腐」ってついて変な感じがしますね。むしろ「それ納豆だろ」と言いたくなってしまいます。諸説ありますが、豆腐は中国が発祥で「腐」というのは「柔らかい固体」という意味があるそうです。
ということで、今回は豆腐を作ってみたいと思います。本来は、大豆を水につけこんで・・・と言う作業から始まるのですが、面倒くさいので豆乳から豆腐を作ります。
ちなみに「豆腐は何から出来ているのでしょうか?」と聞かれるとしゃっくりが止まるそうです。

レシピ画像

作り方

  1. 豆乳を温めてにがりを入れます
    鍋に豆乳を入れ温めます。
    重要なのは沸騰させないことです。75~80度程度になる程度に温めます。
    温まったらにがりを少しずつ回し入れます。泡立てないように軽く混ぜ、15分ほど放置します。
  2. 豆腐の形成
    上澄み液を取り除いたものが豆腐になります。
    そのまま食べても美味しいのですが、今回は形成しましょう。
    豆腐用の木枠があればよいのですが、目の細かいザルなどにサラシ布や頑丈なキッチンペーパーを敷いても良いでしょう。レシピ1の要領で濾して丸めても良いでしょう。
    皿をかぶせて重石をします。重さと、重石をする時間で豆腐の硬さが決まります。私は硬めが好きなので、500mのペットボトルを載せて30分ほど放置しました。
  3. アク抜き
    ボールに一杯の水を入れ、その中に型枠ごと沈めて静かに豆腐を抜き出します。
    そのまま10~20分ほど水にさらして余分なにがりを抜いたら出来上がり。
    いつもは生姜や醤油をかけて食べている方も多いかと思いますが、まずはそのまま食べてみて下さい。濃厚な豆腐の味にびっくりしますよ。ごくわずかの塩と胡麻油を数滴かけて食べるのが私のオススメです。

材料(一丁くらい)

豆乳
1L
にがり(原液タイプのもの)
小さじ2

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。