母乳やミルク以外の飲み物を取り入れる目安は、離乳食が始まる生後5〜6か月頃です

「赤ちゃんに麦茶はいつから飲ませてもいい?」「白湯や水との違いは?」「母乳やミルクだけで水分補給は足りる?」と悩む方も多いのではないでしょうか。月齢や離乳食の進み具合によって、適した飲み物や与え方は異なるため、基本的な知識を身につけておくことが大切です。
この記事では、当社が0〜2歳のお子さまの保護者62名を対象に実施したアンケートをもとに、赤ちゃんの水分補給の基本や、麦茶・白湯・水の選び方と飲ませ方、飲み物を準備する際のポイントについてわかりやすく解説します。
目次
母乳やミルクだけで水分補給は十分

母乳の約90%は水分です。赤ちゃんは母乳から栄養を吸収するとともに、水分も補給しています。ミルクも同様に栄養と水分を補給できるため、母乳やミルクを飲んでいる時期は、基本的に他の飲み物で水分補給をする必要はありません。
場合によっては、白湯や麦茶などを必要以上に飲ませてしまうと、母乳やミルクを飲む量が減り、十分な栄養が摂れなくなる可能性があります。
母乳やミルクが中心の時期は、まずは授乳を基本とし、母乳やミルクだけで必要な水分を補えると考えてよいでしょう。
⇒関連記事:赤ちゃんが水分補給を飲まないときは?原因と対処法を解説
保護者アンケートで分かった赤ちゃんの飲み物選びの悩み
離乳食が始まる頃になると、母乳やミルク以外の飲み物を与える機会が増えます。当社のアンケートをもとに、普段赤ちゃんに使用している水や、保護者が水選びで感じている不安について見ていきましょう。
普段赤ちゃんに飲ませているお水は?
当社のアンケートでは、「水道水」や「ウォーターサーバーの水」を利用している家庭が多い結果となりました。赤ちゃんに飲ませるお水を選ぶ際は、水質だけでなく、麦茶作りや調乳など、日常での使いやすさも確認しておきたいポイントです。
ご家庭のライフスタイルに合った方法を選ぶことで、毎日の水分補給も続けやすくなります。

赤ちゃんの飲み水で不安だったことは?
当社のアンケートでは、「水道水を飲んでもよいのか」「ミネラルウォーターでもよいのか」など、赤ちゃんに飲ませるお水について不安を感じた保護者が多く見られました。
赤ちゃんは月齢によって適した飲み物や与え方が違います。まずは母乳やミルクを基本とし、離乳食が始まる頃から白湯や麦茶などを少しずつ取り入れていくことが大切です。

麦茶はいつから?飲ませ方のポイント
赤ちゃんに麦茶を飲ませ始める時期は、離乳食が始まる頃が一般的な目安です。与え始めるタイミングに加え、初めて飲ませる際の量や温度、準備のポイントも確認しておきましょう。
離乳食が始まる生後5〜6か月頃から
母乳やミルク以外の飲み物を取り入れるタイミングとして、一般的な目安は離乳食が始まる生後5〜6か月頃です。
生後5〜6か月頃になると、赤ちゃんは離乳食を始める時期を迎えます。母乳やミルクだけでなく、少しずつ離乳食を食べるようになったら、水分補給として白湯や麦茶を取り入れていきましょう。
この時期の水分補給には、白湯や麦茶が選ばれています。麦茶はカフェインを含まず、白湯も味や香りがほとんどないため、赤ちゃんに与えやすい飲み物です。
初めて麦茶を飲ませるときのポイント
麦茶の原料である大麦でアレルギー反応を起こす赤ちゃんもいます。初めて与える際は、体調の変化を確認しやすい日中を選び、まずは常温または人肌程度の麦茶をスプーン1杯ほど飲ませてみましょう。異常がなければ、翌日以降も赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ量を増やしていきます。
初めて口にする味や香りに戸惑い、麦茶を飲まない赤ちゃんも珍しくありません。嫌がる場合は無理に飲ませず、日を改めて少量から試してみましょう。普段母乳を飲んでいる赤ちゃんは、哺乳瓶やマグに慣れていないこともあるため、離乳食用のスプーンで与える方法もあります。
麦茶を与えるタイミングは、寝起きやお風呂上がり、外出後など、汗をかいて喉が渇きやすい場面が適しています。ただし、麦茶でお腹がいっぱいになると母乳やミルク、離乳食の量に影響することがあるため、初めのうちは少量にとどめましょう。
また、麦茶を準備する際は、煮出したあとに冷ましたり、湯冷ましを用意したりする手間もかかります。当社アンケートでは、赤ちゃんの飲み物を準備する際に負担に感じることとして、「水の買い置き」と「温度調整」がそれぞれ33.9%、「湯冷まし作り」が30.6%となりました。毎日続けることを考え、赤ちゃんに適した温度へ調整しやすい方法を選ぶことも大切です。
⇒関連記事:赤ちゃんの外出時の水分補給、持ち歩きの注意点は?

麦茶の作り方と注意点

赤ちゃんに与える麦茶は、市販のベビー用麦茶を利用する方法と、家庭で作る方法があります。市販品は赤ちゃんが飲みやすい濃さに調整されているものも多く、そのまま与えられる商品は外出時にも便利です。
家庭で麦茶を作る場合は、市販の麦茶パックを表示どおりに煮出し、赤ちゃんが飲みやすい濃さになるよう湯冷ましで薄めます。必ずしもベビー用の商品を選ぶ必要はありませんが、原材料や糖分・香料の有無を確認しましょう。
母乳やミルクしか飲んだことのない赤ちゃんにとって、麦茶は初めて口にする味です。苦味や香りを強く感じることもあるため、最初は大人用より薄めにすると飲みやすくなります。
赤ちゃんに麦茶を与える際のポイント
| ポイント | 目安・注意点 |
|---|---|
| 与え始める時期 | 離乳食が始まる生後5〜6か月頃から |
| 初めて与える時間帯 | 体調の変化を確認しやすい日中 |
| 最初の量 | スプーン1杯程度から少しずつ |
| 濃さ | 初めは大人用の麦茶より薄めにする |
| 温度 | 冷たすぎるものを避け、常温または人肌程度にする |
| 与えるタイミング | 寝起きやお風呂上がり、外出後など |
| 保存 | 清潔な状態で冷蔵保存し、できるだけ早く使い切る |
麦茶がおすすめな理由
赤ちゃんの飲み物には白湯や麦茶などがありますが、離乳食が始まる頃の水分補給として麦茶が選ばれることも少なくありません。その理由を見ていきましょう。
麦茶にはカフェインが含まれていない
緑茶や紅茶などの茶葉から作られるお茶にはカフェインが含まれています。一方、麦茶は大麦を原料としているためカフェインを含まず、赤ちゃんの水分補給にも取り入れやすい飲み物です。
カフェインは赤ちゃんの睡眠や興奮状態に影響する可能性があるとされており、日常的に飲ませる飲み物としては、ノンカフェインの麦茶や白湯が選ばれやすい傾向にあります。
赤ちゃんでも取り入れやすい
市販のベビー用麦茶には、赤ちゃんが飲みやすいよう濃さを調整した商品もあります。また、家庭で作る場合も薄めに調整しやすく、離乳食が始まる頃の水分補給として少しずつ取り入れられます。
初めて母乳やミルク以外の飲み物を与える際も、赤ちゃんの様子を見ながら少量ずつ始めやすい飲み物です。
毎日の水分補給として続けやすい
麦茶は市販品を利用することも、家庭で手軽に作ることもできます。糖分を含まない商品が多く、離乳食開始後の毎日の水分補給としても取り入れやすいのが特徴です。
毎日続けることを考えると、赤ちゃんが飲みやすいだけでなく、保護者が無理なく準備できることも大切なポイントです。
以上のような理由から、麦茶は赤ちゃんの水分補給に適した飲み物の一つとされています。
赤ちゃんの麦茶作りに適した水とは?
麦茶を作る際は、使うお水も確認しておきたいポイントです。赤ちゃんに適した水の選び方について解説します。
麦茶作りには軟水やピュアウォーター(純水)がおすすめ
赤ちゃんに飲ませる麦茶を作る際は、使うお水にも気を配りたいところです。赤ちゃんは消化機能が未発達なため、ミネラルを多く含む硬水ではなく、軟水やRO水など、硬度やミネラル量を確認してお水を選ぶことが大切です。
当社アンケートでは、ウォーターサーバーを選ぶ際に重視した条件として、「RO水・純水であること」や「赤ちゃんのミルク・飲み水に使いやすいこと」を挙げる保護者が多く見られました。

このように、赤ちゃんに使うお水選びの際は、水の種類や硬度、日常的な使いやすさなども確認したいポイントです。アルピナウォーターは、ROろ過により不純物を除去した純水に近いお水で、硬度1mg/L未満の超軟水です。
離乳食が始まる生後5〜6か月頃から麦茶を取り入れる際は、薄めに作って常温または人肌程度まで冷まし、少量から様子を見ながら与えましょう。赤ちゃんが毎日口にするお水だからこそ、硬度や水質、準備のしやすさなどを確認し、ご家庭の生活スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
⇒関連記事:ミネラルウォーターは何歳から?赤ちゃんに適した水の選び方
麦茶や白湯を手軽に準備するならウォーターサーバーが便利

赤ちゃんの麦茶や白湯作りに、アルピナウォーターが選ばれる3つの理由
- 超軟水:硬度1mg/L未満で、赤ちゃんの麦茶や白湯にも使いやすい水質
- ROろ過水:逆浸透膜ろ過により不純物を除去したお水で、水の成分を重視したい家庭の選択肢の一つ
- 注文ノルマなし:家庭の使用量に合わせて必要な分を注文しやすい仕組み
アルピナウォーターの料金やサーバーの特徴について、詳しくはアルピナウォーター公式サイトをご覧ください。
赤ちゃんの麦茶に関するよくある質問
赤ちゃんに麦茶を与える際には、飲ませ方だけでなく、保存方法や外出時の持ち歩きなど、細かな疑問を感じることもあります。ここでは、よくある質問と回答をまとめました。
Q1. 赤ちゃんが麦茶を嫌がる場合は飲ませなくてもよいですか?
無理に飲ませる必要はありません。初めての味や香りに慣れず、飲まないこともあります。母乳やミルクを十分に飲めている時期は授乳を基本とし、日を改めて少量から試してみましょう。
Q2. 赤ちゃん用の麦茶は冷凍保存できますか?
冷凍保存はできますが、解凍後に風味が変わることがあります。また、保存容器や製氷皿は清潔なものを使用しましょう。赤ちゃんに与える場合は、必要な量をその都度用意するか、冷蔵保存して早めに使い切ると管理しやすくなります。
Q3. 外出時に赤ちゃんの麦茶を持ち歩くときの注意点はありますか?
外出時は、清潔な容器に入れ、長時間常温で放置しないようにしましょう。特に気温が高い時期は傷みやすいため、保冷バッグなどを活用し、できるだけ早めに飲み切ることが大切です。
Q4. 市販のベビー用麦茶は開封後どのぐらいで飲み切ればよいですか?
開封後の保存方法や消費期限は商品によって異なります。パッケージに記載された保存方法や注意事項を確認し、開封後はできるだけ早めに飲み切りましょう。
Q5. 赤ちゃんに水出し麦茶を飲ませてもよいですか?
水出し麦茶を使用する場合は、使用する水や容器の衛生管理に注意が必要です。商品ごとの作り方や保存方法を確認し、家庭で作る場合は煮出して作る方法も選択肢の一つです。
Q6. 授乳中のママも麦茶を飲んでもよいですか?
授乳中は水分が失われやすいため、こまめな水分補給が大切です。麦茶はノンカフェインで飲みやすく、授乳中の水分補給にも取り入れやすい飲み物です。麦茶以外のお茶を選ぶ場合は、カフェインの有無や原材料も確認して選びましょう。
(まとめ) 赤ちゃんの麦茶はいつから?飲ませ方や水分補給のポイントを解説
母乳やミルク以外の飲み物を取り入れる目安は、離乳食が始まる生後5〜6か月頃です
母乳やミルクを十分に飲んでいる時期は、基本的にそれ以外の飲み物で水分補給をする必要はありません。麦茶や白湯を取り入れる目安は、離乳食が始まる生後5〜6か月頃です。初めて麦茶を与える際は、スプーン1杯程度から始め、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ量を増やしましょう。
家庭で麦茶を作る場合は、大人用より薄めに作り、常温または人肌程度まで冷ましてから与えます。当社アンケートでは、水の買い置きや温度調整、湯冷まし作りなど、赤ちゃんの飲み物を準備する際に負担を感じる保護者も見られました。麦茶に使うお水の硬度や水質、毎日の準備のしやすさも確認し、ご家庭に合った方法を選ぶことが大切です。
<参考文献>
- 赤ちゃん&子育てインフォ「食事と栄養・離乳食」
- 日野市「【9~11カ月】よくある質問」
- 母子栄養協会「赤ちゃんに麦茶は薄い?いつから?水出しでもOK?」


