卒乳に向けて、赤ちゃんの水分補給の練習をしておきましょう

赤ちゃんが母乳やミルクを自分から自然に卒業し、授乳を終える卒乳。卒乳後は今まで授乳で摂っていた水分補給を別に行う必要があります。
しかし授乳を終えた直後、いきなり今まで口にしていなかった水分を飲むことはできません。卒乳後の水分補給に困らないようにするためには、離乳食が始まってから水分補給の練習をしておくことが必要です。
こうした水分補給に少しずつ慣れていくことが、結果として卒乳への移行をスムーズにすることにもつながります。
目次
卒乳後、赤ちゃんに必要な水分量の目安
赤ちゃんは小さな身体でも多くの水分を必要としています。水分補給の練習とあわせて、どれくらいの水分が必要なのかも目安として知っておきましょう。
体重10kgまでの赤ちゃんは、体重1kgあたり1日に100ml~120ml、つまり10kgの赤ちゃんには1~1.2リットルの水分が必要です。
もちろんこれはお水などだけではなく、食べ物の水分も含みます。まずは赤ちゃんに与えられる飲み物を把握しておきましょう。
赤ちゃんの卒乳に向けての水分補給の練習法とポイント
卒乳がいつになるか、周りと比べて遅くないかなど、卒乳に関しては悩みが付きものです。
自然な卒乳を目指すには、赤ちゃんが離乳食と水分補給を身に付けていることが必要です。
そうすることで赤ちゃん自身が母乳や粉ミルクを必要としなくなり、卒乳に繋がります。
スムーズな卒乳に繋げるために、離乳食が始まった段階から徐々に水分補給の練習も始めましょう。
そのための方法やポイントなどを解説します。
与えて良い飲み物
赤ちゃんの離乳食を始めるのは、大体6カ月ごろから。
それ以前にも湯冷ましや不純物を取り除いた赤ちゃん用のお水などを飲ませられますが、無理に与える必要はありません。
水分補給の練習を始めるのも、離乳食を開始するタイミングに合わせると良いでしょう。
この頃の赤ちゃんに与えられる水分としては、湯冷ましや赤ちゃん用の麦茶、絞った果汁などです。
湯冷ましには使うお水は水道水でもミネラルウォーターでも良いですが、ミネラルウォーターを湯冷ましに使う場合は必ず軟水にしましょう。
ミネラルが多い硬水はお腹が緩くなりやすいので赤ちゃんには与えられません。
赤ちゃんも安心して飲める、不純物を低減し、衛生的に管理された水であれば、そのまま与えられる場合もあり便利です。
生後9カ月を過ぎた辺りからはフォローアップミルクを摂りいれても良いでしょう。
フォローアップミルクは、離乳食で不足しがちな栄養を補う目的で取り入れられるものです。
離乳食が進み、食事中心に移行し始めた時期に検討するとよいでしょう。
1歳を過ぎた辺りからは牛乳や豆乳も飲み物として与えられます。
水分補給の慣らし方
母親のおっぱいや哺乳瓶しか知らなかった赤ちゃんは、いきなりコップで飲み物を飲めません。
離乳食が近付いてきたら、最初は離乳食用のスプーンに湯冷ましをすくって口に近付けてみましょう。
離乳食用のスプーンに慣らす練習にもなります。
母乳やミルク以外の飲み物が初めての赤ちゃんは、最初はうまく飲んでくれないかもしれませんが、無理に飲ませる必要はありません。
哺乳瓶に慣れている赤ちゃんなら、最初は哺乳瓶に入れてミルク以外の飲み物に慣らすことから始めても良いでしょう。
授乳で水分補給ができているため、焦らず赤ちゃんのペースで練習すれば問題ありません。
離乳食が進み卒乳が近付いてきたら、トレーニングマグやストローなどで飲む練習もしておきましょう。
最初は乳首タイプのマグで練習を始めると良いです。
ストローの練習には、赤ちゃん用のお茶などの紙パック入りの飲み物がおすすめです。
小さなストローがついていますし、紙パックを軽く押すことで吸う力が弱くても飲むことができます。
赤ちゃんへの水分補給で控えたい飲み物
赤ちゃんにとっても甘いジュースや果汁はおいしいものです。
赤ちゃんが喜んで飲むからとそちらばかりを与えていると、お水やお茶をあまり飲んでくれなくなる可能性があります。
果汁やジュースだけで必要な水分量を補おうとすれば、カロリーや糖分などが気になります。
また、果汁と同じく赤ちゃん用のイオン飲料にも同じことがいえます。
イオン飲料は汗を多くかいた後や、下痢症状のときには失われたミネラルと水分を同時にすばやく摂れる優秀なものです。
しかしイオン飲料にも糖分が含まれていますし、日常的に与えすぎると他のものを飲んでくれなくなる可能性があります。
赤ちゃんの味覚が濃いものばかりを好むようにならないために、水分補給の練習には味のない白湯や、赤ちゃん用のお茶などがおすすめです。
⇒赤ちゃんに哺乳瓶で水分補給させるときのコツについて解説した記事はこちら
卒乳後の水分補給、毎日の準備をスムーズにする工夫

アルピナウォーターが赤ちゃんのいるご家庭に選ばれている理由
- 超軟水:白湯やスープ、みそ汁など、毎日使う料理や飲み物のベースに使いやすい水質
- ROろ過水:逆浸透膜ろ過により不純物を除去した水で、赤ちゃんのいるご家庭の選択肢の一つ
- 注文ノルマなし:消費量が読みにくい時期でも必要な分だけ注文でき、調整しやすい仕組み
(まとめ)赤ちゃんの卒乳後の水分補給はどうしたらいいの?
卒乳後は、授乳に頼っていた水分補給を、飲み物や食事から補っていく必要があります。
赤ちゃんは体内の水分バランスが変化しやすいため、日常の中でこまめに水分をとる習慣を整えていくことが大切です。特に、汗をかいた後や入浴後など、水分が失われやすいタイミングでは意識的に補給するようにしましょう。
また、卒乳直後は水分不足になりやすいため、これまで授乳していたタイミングを目安に、白湯やお茶などで水分を補うとスムーズです。
離乳食の段階から少しずつ水分補給に慣れておくことで、卒乳後も無理なく移行できます。特別なことをする必要はありませんが、日常の中で自然に水分をとれる環境や習慣を整えておくことが安心につながります。
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- 摂津市「【こどもの食コラム】乳幼児期の水分補給」
- 西彼杵医師会「乳児・幼児の水分管理」
- 相模原協同病院「みどりっこだより」


