新陳代謝アップには血行促進が欠かせない
新陳代謝というのは、私たちの細胞がどれくらい活発に活動しているかどうかで決まります。
活性化していれば消費カロリーも大きくなって、新陳代謝も向上します。
私たちの細胞が活動するためには、栄養分や酸素などを受け取る必要があります。
この栄養分や酸素は、血液中に含まれていて、その運搬によってやり取りが行われています。
つまり血液の流れが良くて、スムーズに栄養分や酸素の供給が行われれば、それだけ細胞の働きも活発になって、代謝も上げられるわけです。
血流が促進されると体がぽかぽかに
運動をした後で、冬場の厳しい寒さの時期でも体がポカポカした経験はありませんか?
これは運動をすることで心拍数が上がります。
その結果、血行が促進されたことによって細胞が活発に動いたことが原因と考えられます。
細胞が活発に活動することで、エネルギーが発生します。
このエネルギーが熱になって、その結果身体がポカポカしてくるわけです。
新陳代謝アップのための方法
効率的にダイエットするためには、新陳代謝を向上させることが重要で血行促進することがその一つのアプローチであると紹介しました。
では具体的に血行促進するためには、どのような方法をとればいいのでしょうか?
血行促進に効果の期待できる方法をいくつか紹介していきます。
ショウガを食べて血行促進
ショウガを食べたときに、体がポカポカしてきた経験はありませんか?
ショウガ紅茶などの温かい飲み物を飲んだ時に、よりその効果を実感できるはずです。
ショウガには、体を温めて血行の改善効果を引き出してくれる可能性があるといわれています。
その他にも脂肪の消化を促進する効果がショウガにはあるといわれています。
脂肪燃焼すればそれだけエネルギーが生み出されることになるので、新陳代謝の向上にも結果的にはつながる可能性が高いわけです。
生活習慣の見直しも重要なポイント
血行を改善して新陳代謝をあげるためには、日ごろからの生活習慣も重要な役割を担います。
血行を改善するために重要なこととして、基礎体温をあげられるかどうかにかかっているといいます。
皆さん普段どのくらいの体温でしょうか?
けっこう36度に満たない平熱の人も多いはずです。
しかし36度未満の平熱の人は体温が低すぎます。
血行が十分ではない可能性が高いですし、代謝も悪くなっている可能性があります。
ではどうやって体温を挙げ、血行や代謝を上げればいいのでしょうか?
簡単に実践できる方法として、入浴があります。
けっこう夜帰りの遅い人の中には、シャワーで済ませてしまう人も多いでしょう。
しかし毎日できるだけ入浴する習慣をつけることが大事です。
お風呂に入って、体を湯船に付けることで体中にしっかりと血液を供給することができます。
お風呂に入った後、体が温かくなっているのは血行が改善した証拠といえます。
ストレスを癒すこともできますし、その日1日の疲れをいやすことも可能なので入浴をすることが大事です。
マッサージをする習慣をつけよう
血行を改善して新陳代謝の力をあげる方法として、比較的簡単に自宅で実践できる方法にマッサージがあります。
マッサージとは簡単に言ってしまうと、筋肉に刺激を与える手法といえます。
筋肉に刺激を与えると筋肉には血管のポンプ機能を持っているので、血行を促進させることができます。
マッサージと言っても、あまり難しく考える必要がありません。
ちょっと凝っているなとか、疲れているなと思えるところをもみほぐすだけでも十分な血行改善効果が期待できます。
たとえば冬場の寒さの厳しい時期になると、足の先や手先に冷えを感じる人も多いはずです。
具体的には足先に冷えを感じるというのであれば、足の裏をマッサージしてみると良いでしょう。
その他にも、太もものところをマッサージするのも筋肉が大きい分、けっこう改善効果も大きく期待できます。
マッサージは1日や2日やったくらいで、劇的に血行が改善することは少ないでしょう。
しかし長いこと続けていけば、徐々にその効果を実感できる人も多いはずです。
水分摂取で血行を促進する
血行促進するためには、水を積極的に摂取することも大事です。
血液の一部は水分によって構成されているので、水の摂取量が少なくなるといわゆるドロドロ血液になってしまいます。
水を意識して摂取する習慣をつければ、血液がどこまで濃縮した状態にはならないでしょう。
サラサラの血液になった方が、血管内の循環も良くなって血行促進、ひいては新陳代謝の改善につながっていくでしょう。
のどの渇く前に、こまめにコップ一杯の水を飲む習慣をつけることが大事です。
血行促進して新陳代謝の向上を
血行促進をすることで新陳代謝のパワーが上がって、体質改善できるかもしれません。
上で紹介したように水を飲むなど少し生活習慣を見直すだけでも変われる可能性があります。
仕事を持っている人は厳しいかもしれませんが、できる範囲でチャレンジしてみませんか?