生理中は体内の水分代謝が乱れることからむくみやすいと言われています


生理中に水分代謝がうまくできなくなりむくんでしまうということは、普段の生活にもその原因が潜んでいます。

そのため日頃から生活のリズムを整え、バランスよく食事をとる・こまめに水分補給する・適度に運動するなどを実践して水分代謝のよい体を作っておきましょう。

毎日のように、例えば暴飲暴食・大量の飲酒・強いストレスがかかるなどの心身に悪影響を与える生活を続けていると生理中のむくみは起こりやすいといえます。

ホルモンバランスの乱れが生理中の水分代謝を狂わせる

生理中にはホルモンバランスが乱れることから、水分代謝も狂いやすくその結果むくみを引き起こすです。

普段の生活リズムが崩れている場合はさらにホルモンバランスの乱れも影響し、心身の変化があることでしょう。

ホルモンの分泌はほんのささいなことでも心身にあらゆる影響をもたらすという、繊細かつ大きな働きをもったものなので、規則正しく生活したいものです。

生理中の水分代謝を整える過ごし方

生理中にひどいむくみに苦しまないためにも、日頃からの過ごし方を見直してみましょう。

生活習慣を大きく変えることは大変ですが、まずは生理中だけでも少しずつ変えていくことから初めてみることです。

理想的なのは、普段の生活を見直して水分代謝の異常を引き起こす原因を取り除き、生理中だけでなく普段もむくみなどの症状に悩まされない毎日をすごすことです。

純水でこまめな水分補給

体内に必要な水分量が保たれていることも生理中の水分代謝異常からくるむくみを防ぐポイントになります。

そのためには毎日こまめな水分補給が欠かせず、1回にコップ1杯程度ずつ飲み一度にたくさん飲みすぎないことです。

理想的な水分補給で摂る水分はお水からにし、お水の中でも純水を選びましょう。

純水は不純物を99.9%除去してつくられたお水で、ほこりや細菌はもちろんミネラルのように非常に細かい物まで取り除いてあるので、水分だけを体に取り入れることができます。

体内が十分に水分で満たされていればむくみの原因となるたまった老廃物もスムーズに流すことができ、便秘で腸内にとどまってしまった便も水分を与えて排出しやすくすることができるのです。

それに生理中は出血することで体内の水分が外へ出てしまって水分が不足しがちになることからも、純水でのこまめな水分補給はしておくべきと言えます。

偏らない食生活を心がける

生理中は出血により栄養分も流れ出やすいことから、血液をきちんとつくれるよう栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

きちんと栄養をとることができれば、貧血やむくみの予防につながるからです。

特に生理中はインスタント食品や甘い物を控え、手作りしたものを食べることで、肉や魚、野菜、主食はごはんにして好き嫌いせず適度に食べましょう。

できれば昔ながらの和食で過ごせると理想的ですが、手作りが難しい場合は惣菜売り場でつくって販売されているものを何種類か購入して食べる方法もあります。

また、フルーツも健康のためには多少食べても構いませんが、体を冷やす働きを持っているため生理中や冷え性の人は食べすぎないようにしましょう。

体を動かし、ストレスをためない

生理中の水分代謝をあげるためには血液循環を良くさせることもポイントで、そのためには運動がおすすめです。

運動で体を動かせば心拍数があがり、血液を送り出す力も強くなるので、老廃物をスムーズに流す役にも立ちます。

普段あまり体を動かす習慣がない人は、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を昇降することから始めてみましょう。

休日に自宅の周辺を少し早歩きで散歩することもいい刺激になり、血液循環が良くなって老廃物を流しやすくなるのです。

運動はストレス解消にもつながるので、できればきちんと時間をとって汗が流れるまでしっかり歩くような運動にチャレンジしてみましょう。

続けていくうちに歩く距離が長くなったりスピードが上がったりして達成感を得られることも運動のメリットであり、ストレス解消の手段になります。

乱れた生活は生理中にあらゆる症状を起こす


生理中のホルモンバランスの変化によりおこる症状は、むくみだけではありません。

その他にも便秘・貧血・体重増加などの症状にあわせて悩む人も少なくないでしょう。

しかしこれらの症状が悪化すると毎回の生理がゆううつになってしまい、生理中だけでなく生理前から症状に悩まされることにもなるのです。

すると月の半分程度、苦しい症状にさらされることになり、余計にストレスがたまって更なる症状の悪化も考えられます。

生理中の水分代謝を正常にして気持ちよく過ごしましょう

生理中のむくみなどを解消するには水分代謝を正常にするために、生活のリズムを整えることがポイントになります。

もし生活を大きく改善してしばらく継続していても全く改善が見られない時には、病院で相談することも考えてみましょう。