水分は取りすぎても不足しても血液の状態に影響するため、血圧との関係にも注意が必要です

水分補給は、脱水症状の防止や体内の水分バランス維持など、健康維持に欠かせない習慣です。一方で、血圧の観点から見ると、摂り過ぎても不足し過ぎても体内の水分バランスが崩れ、血圧に影響を与える可能性があるため注意が必要です。
この記事では、水分補給の過不足が血圧に影響するしくみや、1日の目安量、こまめに補給するためのポイントについて解説します。
目次
水分補給の過不足が血圧に与える影響とは?
人体の約60%は水分で構成されており、その一部は血液として全身を循環しています。血液は、体内の水分量によって粘度や量が変化する性質を持っています。
そのため、水分摂取の過不足は、体内の水分バランスや血液の循環に影響を及ぼす可能性があります。高血圧などによって血管への負担が続くと、脳や心臓などの重要な臓器に影響を及ぼし、重篤な病気につながることもあります。
日頃から適切な水分補給を心がけ、体内の水分バランスを保つことが、血圧をはじめとした健康維持につながります。
水分補給の過不足が血圧に影響するといわれる理由

なぜ、水分補給の過不足は血圧に影響するといわれるのでしょうか。摂り過ぎと不足のどちらにも注意が必要とされる理由を見ていきましょう。
一見すると不思議に感じるかもしれませんが、それぞれに異なる理由があります。ここでは、その仕組みや1日に必要な水分補給の目安について解説します。
水分を摂り過ぎると血圧に影響することはある?
もちろん、摂った水分が直接血管に入るわけではありません。そのため、水分を飲んですぐに血管の圧に影響が及ぶわけではありません。
しかし、体内に吸収された水分は、結果的に血液量を増すことにつながるのは事実です。そして多量の血液を循環させるには、それに応じた心臓の働きが必要となります。体内の水分量の変化は循環動態に影響し、状況によっては血圧にも影響を及ぼす場合があります。
また、摂り過ぎた水分は、腎臓の働きにより尿として排出されます。腎臓が弱っていたり、処理できる許容量以上の水分を摂っていたりすると、適切に機能できなくなってしまいます。
すると余分な水分が体内に留まり、体各所のむくみへとつながってしまいます。この点もまた、水分補給のし過ぎで注意すべき部分です。
水分不足は血圧にどのような影響を与える?
摂り過ぎで高血圧になるなら、控えることで血圧も抑えられそうなところですが、決してそうではありません。なぜ、水分不足により高血圧が懸念されるのでしょうか?
その理由は、血液の濃度が上昇することにあります。前述の通り、摂取した水分は血液量に影響するため、不足すると血液も減ります。すると成分が濃縮され、粘度が高くなり、流れが滞りやすい状態へとつながってしまいます。
水分不足では血液が濃縮された状態になりやすく、体内の循環に影響を及ぼす可能性があります。こうした変化が血圧に影響する場合もあるため、適切な水分補給が大切です。
血液が濃縮された状態が続くと、血管への負担が増す可能性があると考えられています。血管に負担をかけ動脈硬化を引き起こしたり、心筋梗塞や脳梗塞の要因となったりすることもあります。
水分不足は、摂り過ぎ以上に注意すべき状態ともいえるかもしれません。
結局のところ、一日にどれくらい飲めばいいの?
理想は、体に必要な水分を安定して維持できている状態です。人体は、体重の60〜65%ほどの水分を常に必要としているといわれています。
一般的には、1日に2〜2.5リットル程度の水分が体外へ排出されるとされていますが、この量には食事から摂る水分も含まれます。そのため、飲み水だけで無理に補う必要はなく、食事と飲料の両方から工夫して取り入れるとよいでしょう。
また、補給するお水の種類にも目を向けてみましょう。お水は、含有するミネラル分によって「軟水」と「硬水」に分けられます。ミネラルとは、カルシウムやカリウム、マグネシウム、リンといった栄養成分の総称です。ミネラルは健康的な生活を送るうえで欠かせない成分ですが、摂取量や体調によっては負担となる場合もあります。
そのため、ミネラルの少ない軟水は、日常の水分補給にも取り入れやすい選択肢とされています。赤ちゃんやお年寄りの体にもやさしく、幅広い世代で利用されています。
十分な水分をこまめに補給することが大切
今回、高血圧を防ぐにあたり水分補給の重要性を取り上げましたが、ただ必要量を飲むだけではいけません。健康維持のためには、水分の量だけでなく飲み方も意識することが大切です。
理由は、一度に大量の水分を摂取しても、効率よく利用・排出されにくいためです。一度に大量に飲むのではなく、時間を空けながらこまめに補給すると取り入れやすいでしょう。
仕事などで忙しいとなかなか意識しにくいかもしれませんが、体調に不安があるのであれば、無理のない範囲でこまめな水分補給を心がけてみてください。
血圧が気になる方は適切な水分補給を意識しよう
水分の摂り過ぎや不足は、体内の水分バランスや循環に影響し、体調管理の面で注意が必要です。
血圧を含む健康維持のためにも、適量の水分補給を心がけましょう。日々必要な量を、一度にまとめて飲むのではなく、こまめに取り入れることが大切です。
ミネラルの少ない軟水を、1回に大量ではなく、こまめに分けて水分補給することが習慣化しやすいでしょう。自身のため、そして大切な家族の健康のためにも、毎日の水分補給を見直してみてください。
血圧が気になる方の、毎日の水分補給の選び方
塩分を含まないシンプルな純水は、血圧を気にする方の水分補給にも取り入れやすい選択肢です。余分な成分を含まないRO水(純水)で、毎日のこまめな水分補給を続けてみましょう。

毎日の水分補給に、アルピナウォーターが選ばれる3つの理由
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<参考文献>
- 厚生労働省「生活習慣病などの情報/高血圧」
- 厚生労働省「『健康のため水を飲もう』推進運動」
- 大塚製薬「身体と水分」
- MSDマニュアル「体内の水分について」
- 県民健康調査「塩分と水分<血圧が高くなる仕組み>」
- 健康長寿ネット「水は1日どれくらい飲めば良いか」



