ダイエットは体内のナトリウムを水分で薄めると効果が期待できます


体にナトリウムが多いと、ナトリウムは塩になりますので、塩分濃度が高まります。

濃度が高まると肝臓は体の塩分濃度を一定に保とうと、体内に水分を溜め込み、体液や血液が増えていきます。

体液や血液が増えることは、そのまま体重増加に繋がるのです。

また体重が増えるばかりでなく、高血圧を招き、塩分を薄めようと水分を体に常に溜め込もうとしてしまいます。

その結果として代謝機能も低下し、むくみも起きて、余計に太りやすくなります。

ダイエットしてナトリウムを減らすには水分を多く摂取します

体の塩分濃度を低くするためには、水分補給を沢山行ないます。

体内の塩分を薄めようと体が水分を取り込み、塩分濃度が薄まると、余分な体の水分は排出されます。

お水も良いですが、特にカフェインの多いお茶などは利尿作用があるので、体の塩分を薄めるのに効果的です。

水分を多く摂り味の濃い食事を避けます

体内の塩分濃度を低くするには、水分を多く摂るようにします。

こまめに水分を補給して、尿として飲んだ分の水分を出すと、自然と体の塩分濃度は薄まります。

またそれと同時に塩分の多い食事も控えるようにしましょう。

余分なナトリウムが体から抜けると痩せやすくなります

塩分であるナトリウムを多く摂取すると、血液中の塩分濃度が高まります。

塩分が多いと肝臓が塩分濃度を薄めようと、水分が体から出て行くのを防ごうとして、体に余分に水分が溜まります。

水分補給を多く行なうと、塩分濃度が薄くなり、余分な水分も体から抜けていくのです。

また水分を多く摂取することは、お通じも良くして便秘解消にも繋がり、これもダイエットには良い効果をもたらします。

水分摂取で塩分を体外に排出するのと同時に、カリウムも一緒に体外に排出されます。

カリウムが少なくなると筋肉が収縮しやすくなり、これはお腹の筋肉にも当てはまります。

腸が動きやすくなるのと同時に、水分を多く摂ることは、便を柔らかくするので、便を出しやすくして便秘予防にもなります。

食事でも塩分には気をつけるべきです

いくらお水を沢山飲んでいても、塩分の多い食べ物を多く食べていては、体の塩分濃度は低くなりません。

食事では塩分を控えるようにすべきであり、塩分の他にも醤油や味噌などの調味料にも気をつけるべきです。

どうしても調味料を使いたいときは、減塩の調味料を使うなど工夫すると良いです。

調味料以外にも、ハムやベーコン、カップラーメンなどの加工食品も塩分が多いので、これらも食べない方が体のためです。

食事としては、白米や玄米には塩分が含まれておらず、食事に加えるとよいです。

このような穀類は塩分が少ないばかりでなく、デトックス効果もありますので、野菜なども取り入れて食べると良いでしょう。

塩分の少ない食生活を続けると、体から水分が出ていきやすくなるばかりでなく、無駄な食欲も抑えられます。

喉が渇くのも防げますので、必要以上にカロリーの多いお酒やジュースも飲まずに済みます。

汗の多くかく日はナトリウムの抜きすぎに注意です

塩分は体に多すぎても少なすぎても良くありません。

お水を多く飲んで、減塩した食べ物を中心にしても、体には問題ありません。

野菜や果物、魚や肉をそのまま食べたとしても、少量のナトリウムが含まれますので、それらから十分に必要な塩分を得られます。

たとえ調味料を減塩にしたとしても、体から食塩不足になることはないので大丈夫です。

むしろ食塩が多く摂取している人が多いので、少しぐらい減塩を意識して生活した方が体のためです。

ただし、気温の高い日や、運動を多く行ない汗を多くかくような時は、ナトリウムに関して注意が必要です。

汗と一緒にナトリウムは排出されますので、必要な分のナトリウムが体に不足する可能性もあります。

汗を多くかくときは、水分補給はもちろん必要ですが、減塩せず普通の食事にした方が良いかもしれません。

食事や飲み物を工夫して減塩に取り組みましょう


減塩した食べ物はどうしても味が薄くなるので、美味しいとは感じないでしょう。

そのようなときは、味にアクセントをつけるために、スパイスや香辛料を使い食材に味を引き立てて食べやすくすると良いです。

また体のナトリウムを少なくするためには、水分補給も重要です。

ただお水を意識して飲むとなると大変であり、また味のないお水は飲みにくいと感じるかもしれません。

そのようなときには、お水にレモン汁やミントを加えるなどすると、さっぱりとした味となり、お水も飲みやすくなります。

お水を積極的に飲むようにしましょう

今ダイエットを行なっており、むくみがあったり、体重が減らないと気になったりしているなら塩分が多いからかもしれません。

是非とも体内の塩分濃度を低くするためにも、積極的にお水を飲むようにすると良いです。

こまめに食事のときなどを見計らい、お水を飲むようにしましょう。