ミネラルウォーターの成分に毒性を持つものはある?

ミネラルウォーターの成分は基本的に問題ない

ミネラルウォーターのミネラルに毒素はない
毎日のように飲むミネラルウォーターですが、これにはさまざまなミネラル分が含まれています。このミネラル分に関して、人の体に毒性はないか心配な方もおられるのではないでしょうか。

実際にインターネットの情報などの中には、ミネラルとは金属なのだから摂取しすぎると危険というものも存在しています。

一方で、ミネラルの種類によっては人体に不可欠な栄養素でもあり、必ずしもミネラルそのものの毒性が強いというわけではないのです。

また、飲用水として用いる分にはミネラルウォーターに毒性などの問題はないといえるでしょう。

多く摂りすぎなければ大丈夫

ミネラルウォーターに含まれるミネラル分とは、マグネシウムやカルシウムをはじめとして、ナトリウム、カリウムに亜鉛、バナジウムなどが挙げられます。
これらのいずれも、大量に摂取すると体内バランスを崩してしまい、毒性を持つものとなることは確かです、

しかし、その摂取量とはミネラルウォーターを毎日飲むこと、そして食事を合わせてもそうそう超えるものではないのです。

ミネラルウォーターに毒性はあるの?

ミネラル分とは実際にどのくらい摂取すると毒性のあるものとなるのでしょうか。

ミネラルの中には通常どおり摂取する分にはほぼ問題ないものと、場合によっては上限に注意すべきものがあります。

カルシウムやマグネシウムは比較的安全

ミネラルウォーターに含まれるミネラル分で代表的なものは、カルシウムやマグネシウムです。これらはミネラルウォーターの硬度を決める成分でもあり、硬度の高いものには多く含まれています。

カルシウムもマグネシウムも生体活動には必須であり、摂取量が不足すると体に不調が起こります。

いずれもかなり大量に摂取しなければ許容の上限に達することはなく、例えば硬度1000のお水を1日2リットル飲んで、通常どおりの食事を摂っても問題は特にありません。
つまり、ミネラルウォーターを多少飲み過ぎた程度では毒性を発生することはまずないと考えてよいのです。

亜鉛やバナジウムには注意

カルシウムやマグネシウムに比べ、摂取上限量が比較的低いのが亜鉛やバナジウムです。
これらが含まれるミネラルウォーターを飲んでいて、さらにサプリメントで補給を行っているようなケースでは、まれに許容量を超えてしまうことは考えられないことではありません。

ただし、ミネラルウォーターに亜鉛やバナジウムが含まれるときの割合はそう高いものではなく、お水を飲むだけなら問題は特にありません。

適度な摂取は体調にもよい変化をもたらします。

ミネラル成分を摂取しすぎた場合

ミネラルには数々の種類がありますが、その摂取量やバランスが崩れてしまったときには、具体的にどのような現象が起こるのでしょうか。

カルシウムとマグネシウムはバランスが大切

一般的に、血中のカルシウム:マグネシウム比は2:1くらいがよいとされており、ミネラルウォーターにもこの比率で含まれているものが多くあります。

カルシウムの比率が上がってしまうとマグネシウムの吸収が滞ってしまい、マグネシウムの比率が上がればカルシウムの吸収が阻害されます。

つまり、バランスを保てる比率が崩れてしまうとどちらかが過剰な状態になり、健康に影響が出るのです。

ミネラルが毒性を持つとどうなるか

いずれのミネラルも、許容量を超えて摂取してしまうと何らかの不調をきたします。

カルシウムなら結石や血栓の原因となったり、体のだるさや多尿、吐き気などの過敏症を起こしたりする可能性があります。

マグネシウムを摂りすぎた場合には下痢を起こすことがあり、さらに腎臓で代謝されにくい状態のときに血中に過剰になると、呼吸困難などの状態を引き起こすことがあります。

亜鉛の濃度が高まると免疫力が下がってしまったり貧血を起こしてしまったりといったことが考えられ、またバナジウムも下痢を引き起こしたり、成長機能を阻害したりする場合もあると言われています。

上記の諸症状について機序がはっきりしているものもあれば、いまだ解明されていないものもあるため、必ずしもこのような症状に陥ってしまうとは言い切れません。

さらに、ミネラルウォーターの摂取程度では、これらの症状が出るほどの量を摂ってしまうことはほぼないと考えてよいのです。

毒性がないわけではないが適度なら体にもよい

ミネラルは適量なら体にいい
私たちの体の中では、それぞれのミネラル分は繊細なバランスを保ちながらそれぞれの働きを担っています。
そのため、バランスが崩れてしまうことでさまざまな不調を引き起こしてしまうのです。

正確には、ミネラルは金属だから毒性も備えているというわけではなく、人の体にとって過剰に摂りすぎてしまうから毒性が表れてしまうということです。

もちろん、適度な摂取は生体活動をより活発にしてくれる作用をそれぞれのミネラルが持っています。また、適量であれば体内での代謝もうまく行われるため、安心です。

ミネラルウォーターの毒性については心配の必要はない

ミネラルウォーターにおける毒性は、ミネラル分においても特に心配の必要はないでしょう。
過剰摂取と言っても、私たちの体はそう大量のお水を消費できるものでもありません。

毎日2リットルくらいならむしろ積極的に飲む習慣をつけることをおすすめします。



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