妊婦さんがむくみを解消するお水の摂り方
妊娠中は特に体がむくみやすいと言われています。
そのため、水分を多く摂ることも控えてしまう人もいます。
しかし、それはかえってむくみを増長させてしまうことになるのです。
妊娠中の水分摂取は重要なことです。
正しい水分の摂取方法を守り、水分をしっかり摂ることで、むくみを改善することができます。
お水を飲むとむくむ?
お水をたくさん飲んだらむくみがひどくなってしまった、ということもあります。
それはお水の摂り方が間違っているからです。
一気に大量に飲む、冷たいお水を飲む、ジュースやコーヒー、清涼飲料水をたくさん飲む、といった水分の摂り方は、体のむくみを増長させてしまいます。
妊婦さんにとって水分補給は大切なことです。
普段よりも多めの水分を摂ることが必要ですが、むくみを増長させない飲み方をすることが大切です。
妊婦さんのむくみを摂るお水と摂り方
妊婦さんは妊娠をしていない時よりも、多めの水分が必要になります。
しかしただ、がぶ飲みをすればいいということではなく、摂取方法を間違えるとますますむくんでしまうこともあります。
また、大量に飲むお水なので、安心して飲めるお水を選ぶことも大切です。
むくみを増長させないためには、どのようなお水の摂り方をすればいいのか、紹介しましょう。
妊婦さんはお水を飲むとむくみが出る?
妊娠中はむくみやすいと言われています。
さらにお水を飲むとむくんでしまう、という声も聞きますが、妊婦さんにとって水分補給は非常に重要です。
お水を飲むとむくむという場合は、次のような摂り方をしていないか確認してみましょう。
冷たいお水を飲んでいる
冷たいお水を飲むと血行が悪くなり、老廃物や余分な水分が蓄積されてしまいます。
そのため、むくみやすくなります。
大量のお水を一気に飲んでいる
たくさんの量のお水を一気に飲むと、内臓が処理しきれずむくみの原因になります。
内臓に負担をかけてしまうことも、消化・吸収の機能が低下するためむくみを引き起こします。
寝る前に大量の水分を摂っている
睡眠中は内臓の機能が低下します。
そのため、大量に摂取した水を処理しきれずむくみにつながります。
ジュースやコーヒーを飲んでいる
糖分の入った水分はむくみの原因になります。
妊婦さんがむくみを出さないためのお水の摂り方のポイント
前述したようなお水の摂り方は、むくみを増長させてしまいます。
むくみを出さないためには、今まで先に説明したような飲み方をしていないか、確認してみましょう。
むくみを出さないためには、常温のお水をこまめに摂ることが必要です。
妊娠中は普段よりも多めの水を摂ることが大事なのです。
その際には摂るお水の選び方にも注意しましょう。
市販されているミネラルウォーターにはマグネシウムやカルシウム、カリウム、ナトリウムなどのミネラル成分が配合されています。
特にたくさん入っているものが硬水と呼ばれています。
ミネラル成分が高いお水は、腸を刺激し便秘の解消になるというメリットもありますが、一方で内臓に負担をかけて下痢をしてしまうこともあります。
下痢をすると体内の水分が不足してしまうので注意が必要です。
硬度の高すぎるお水は控え、軟水や純水(ピュアウォーター)などの水を飲むといいでしょう。
妊婦さんのむくみの原因は?
妊婦さんがむくみやすいのは、血液量が増えるからです。
お腹の赤ちゃんが成長するにつれ、血液量は増え、妊娠30週には血液量は妊娠前の約1.4倍になると言われています。
さらに運動不足や塩分の摂り過ぎが、むくみを引き起こします。
血液量が増えると血液ドロドロになってしまい危険です。
水分をしっかり補給して、むくみを悪化させないようにしましょう。
水分を摂らないとむくむ?
水分を摂り過ぎても正しい方法であればむくむことはありません。
水分をしっかり摂ることで、血液やリンパの流れがよくなり、老廃物や余分な水分が排出されるためむくみの予防・改善になるのです。
ということは、水分を摂取しないとむくみやすい体になるということです。
水分が足りていないと脱水症状を起こします。
その状態になると、水分を体外に排出しないように働くホルモンが分泌されるのです。
そのため、急に大量の水分を摂ると、体外に余分な水分が排出されずに体内に溜まり、むくみとなるのです。
正しくしっかり水分を摂ってむくみを解消
妊娠すると血液量が増え、さらに運動不足になることでむくみやすくなります。
むくむからといって水分の摂取を控えると、さらにむくみが増長します。
むくみを予防・改善するためにも、正しい方法でお水をしっかり摂ることが大切です。
お水を摂る際には常温のものを、こまめに摂るようにしましょう。
冷たい水を飲む、大量の水を一気に飲む、という飲み方はむくみの原因となるので注意しましょう。
また、硬度の高すぎるお水は内臓の負担になり、むくみにつながることもあるので、注意が必要です。
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