水分補給をしないと体内が水分不足となり、体重が増えやすくなると言われています


水を飲むと体重が増えてしまうから、とダイエット中に食事だけではなく、水分まで制限してしまう人がいます。しかしそれでは体内の水分が不足して、体重が増えやすくなると言われています。

体重を減らして痩せるには、水分補給が必要です。水分を適切に摂取することで、血行が良くなり、代謝がスムーズになり、太りにくくなるのです。

水分不足をするとむくみやすい体になり、体重も増えやすくなるため水分の制限はしないようにしましょう。

体重を減らすために有効な水分補給の方法も知っておきましょう

体重を落とすためには、汗や尿、便などを体外にスムーズに排出させることが必要です。しかし水分が不足すると血流が悪くなり、老廃物を体に溜め込みやすくなります。

また水分が不足していれば、脂肪燃焼しにくくなり、代謝も悪くなります。そのため、体重も増えやすい体になってしまうのです。

有酸素運動をして汗をたっぷりかいた後には、体重が減っていることがあります。体内の水分が減ったため体重が減るのです。

有酸素運動を続けていれば体重も減っていきますが、それは水分が減っているだけなので、有酸素運動をやめてしまうと体重もすぐに戻ってしまいます。

ダイエットを成功させ、痩せやすい体にするには有酸素運動で水分を減らすのではなく、脂肪を燃焼しやすく、代謝も高い体にしなければなりません。

そのために、水分補給は重要なカギとなります。体重が増えにくい体になるための水分補給の方法について紹介しましょう。

水の役割と必要な摂取量

体内が水分不足になると、細胞が水を必要量よりも多く溜め込む傾向にあります。水分が溜まると代謝機能が低下し、老廃物も蓄積するので女性を悩ますむくみが生じるのです。

さらに腸内の水分不足により便が硬くなり、量も減ります。腸の蠕動運動が緩慢になって便秘を招くこともあります。

また身体に水分を摂ることで血流が促されて代謝が上がる効果が期待できるでしょう。食事前に飲めば満腹感を得やすいので、ダイエット効果にも繋がります。

お水を飲むことでダイエットを目指す水ダイエットを取り入れる女性もいます。大人では一般的1日1.2~1.5ℓの水分摂取が必要です。

運動をするときの水分補給はカルシウムとマグネシウムを含む硬水がおすすめ

体重を減らすには運動をすることが必要です。運動で汗を多くかくことで、体重も減っていきます。

ただし、先に述べたように水分補給をきちんとすることが大事です。汗を多くかくような運動をするときには、普段よりも多めに水分を摂ることが大事です。

運動をする際にはどのような水を選べば良いのでしょうか?運動をするとミネラルが不足し、筋肉がけいれんなどを起こしやすくなります。

それを防ぐためには、カルシウムとマグネシウムを多く含む硬水を選んだ方が良いとされています。ただし日本人は軟水に慣れているため、硬水は飲みにくいと感じる人が多いようです。

また、硬水を大量に摂取すると、お腹を壊してしまう可能性もあります。硬水に慣れるまでは両方をバランスよく飲むようにして、様子を見ていくと良いでしょう。

お茶や牛乳などの水分補給は?

お茶には利尿作用のあるカフェインが含まれているので、飲み過ぎると水分不足を招きます。

また牛乳は栄養価が高いので消化不良になる場合があります。生活の中でお茶や牛乳などの飲み物は適量を摂取するように気をつけましょう。

⇒ダイエット中の便秘と水分補給の関係に関する記事はこちら

酵素ドリンクで酵素を補給して痩せやすい体に


年齢とともに体重が増えやすくなり、また、運動をしても食事制限をしても体重が落ちにくくなる理由の一つが酵素です。

人間の体には酵素があり、栄養を吸収するサポートをしたり、エネルギーを機能させたり、老廃物を排出させたり、新陳代謝を促したり、とさまざまな役割を担っています。

しかし、加齢とともに体内の酵素は減っていきこのような機能が低下してしまうため、体重が増えやすくなってしまうのです。

そこでおすすめなのが酵素ドリンクです。酵素ダイエットはよく知られているダイエットなので、ご存知の方も多いでしょう。酵素ドリンクを飲むことで、酵素を補給して消化や代謝を高めることで、体重を増えにくくする体にすることが期待できるのです。

酵素ドリンクは食前に飲むようにすることで、食後の消化・吸収を高めてくれますので、食事の30分前に飲むと良いでしょう。

アルコールは利尿作用があり、食欲を増進させるので体重を増やしてしまう

いくら水分補給が大切と言っても、アルコールでの水分補給は体重を増やしてしまいますので注意しましょう。特にビールは利尿作用が高い分、摂取した水分よりも尿として体外に出てしまう量が多いのです。

そのため水分補給にはならず、反対に脱水症状を起こしやすくなります。さらに細胞の水分が減ることで、血液がドロドロになり脂肪が付きやすくなります。

またアルコールを飲むと唐揚げや天ぷら、焼き鳥などカロリーの高いものを食べてしまうことが多いでしょう。アルコールを飲むとそういった食べ物を食べたくなるとも言われています。その結果、体重が増えてしまうのです。

⇒アルコールが与える肝臓への負担を解説した記事はこちら

水分補給をしたら血行を良くして排出しやすくすることも大切です

体にしっかりお水を取り込むには水分補給のタイミングが大事です。

運動を取り入れることでより健康的な生活が送れるでしょう。

水分補給をするタイミングは?

水分補給は喉が渇いてからでは既に体が脱水状態にあるので手遅れです。喉の渇きを感じる前にこまめに少しずつ飲むようにしましょう。

水分補給のタイミングは汗をかきやすい寝起き、運動や入浴の前後、就寝前が良いと言われています。冷たいお水は体を冷やすので白湯や常温のお水がおすすめです。

簡単な運動も取り入れよう

ウォーキングや筋トレなどの運動も習慣化させましょう。運動により新陳代謝が活発化して健康的な体作りが目指せます。

日常生活の中でできる限り歩く、階段を使うなど工夫すれば運動できます。さらに血流を促すためのストレッチもおすすめです。

⇒水分補給しながらのダイエットはリバウンドに繋がってしまうのか解説した記事はこちら

(まとめ)水分補給をしないと体重が増えやすくなるって本当?

水分補給をしないと体内が水分不足となり、体重が増えやすくなると言われています

体が水分不足になると血流が悪くなり、老廃物の排出が滞ります。さらに代謝が低下して脂肪が燃えにくくなります。また体内で水分を溜め込もうとしてむくみが生じ、逆に太る原因となるのです。

水分補給を十分に行い、筋トレと有酸素運動でエネルギーを消費し筋肉を強化することで代謝が上がり、脂肪燃焼促進の効果が期待できます。