水分不足で不整脈になる危険性はあるといえます


人間の体の大半は水分で構成されており、血液も水分を主成分として構成されています。

不整脈とは、心臓が血液を体中に送るリズムが乱れてしまうことで、心臓の筋肉の動きに異常が起きて、動脈にも異常を起こすことです。

不整脈は息切れや動悸を起こし、脈が速くなって意識がなくなることもありますが、命の危険になることは少ないです。

動脈と心臓の動きが関係しており、血流によっても影響されることがあります。

水不足になって血流が悪くなると、不整脈を起こすこともあります。

水分不足を解消すれば、不整脈も防げます

水不足によって不整脈が起きるときは、水分補給をすぐに行い、血流を改善してあげれば、不整脈も改善されやすいです。

心臓がスムーズに血液を送り出せるように、血液をサラサラにすると良く、水分補給を行うことは血流改善を期待できます。

また、日頃から水分補給を行い、水不足を防ぐのも、不整脈防止に繋がります。

不整脈に良い食べ物と悪い食べ物

不整脈には、水不足以外にも、良い食べ物と悪い食べ物があります。

生活の中で、これらの食事や飲み物を工夫して注意していけば、不整脈を防ぐこともできます。

動物性タンパク質と塩分

動物性タンパク質とは、言い換えれば脂身のことであり、肉類の他に、サラダ油、バター、揚げ物などあります。

これはコレステロールとも呼ばれており、体内に入れば血液を詰まらせる危険があり、不整脈の危険も増やします。

特に不整脈を日頃から気にしている人であれば、脂身の多い食事は避けるべきであり、油の少ない調理を心がけるようにします。

肉は揚げずに、焼いたり蒸したりする、または茹でる、シソ油など植物油の代わりになる油を使うなどあります。

不整脈には高血圧も誘発しやすい症状として知られており、高血圧には塩分は大敵です。

味付けの濃い料理ほど塩分が多く、和食でも味噌汁や漬け物、焼き魚などに塩分が多く含まれています。

高血圧は心臓の負担ともなるので、塩分控えめや減塩、または薄味の料理にすると良いでしょう。

薄味の料理に慣れると、自然と摂取する塩分も少なくなっていきます。

緑黄色野菜のビタミンA

不整脈に良い食べ物として、緑黄色野菜があります。

このような野菜にはビタミンAが多く含まれおり、自律神経と整える働きがあり、不整脈に良いです。

どのような形で緑黄色野菜を摂取しても良いですが、油と一緒に摂ると効率的にビタミンAを摂取できますが、油を使いすぎても良くありません。

野菜やスープなどにして、摂取すると良いでしょう。

またより多くの緑黄色野菜を摂取するならば、野菜ジュースにするのがおすすめです。

生の緑黄色野菜をそのままミキサーで混ぜてジュースにすれば、熱を加えないので、ビタミンが壊れることなく、摂取できます。

市販の野菜ジュースをそのまま飲んでも良いですが、自分で野菜を買ってきてもジュースを作れます。

ジューサーやミキサーさえあれば野菜ジュースを作れて、いつでも新鮮な野菜を摂取できます。

野菜ジュースであれば、砂糖も含まれておらず、カロリーが気になるような方にも、おすすめできます。

お水で血液循環改善

お水を飲んで水分補給することは、血液循環を良くする効果があり、不整脈が気になる方には有効です。

ただ人間に1日必要な水分の量は決まっています。

体重1kgに対し40mlほど言われており、体重60kgの人であれば、1日2.4Lほどです。

ただ飲み物を飲むならば、お水が一番良く、カルキなどの含まれる水道水よりも、何も含まれないピュアウォーターの方が体には良いです。

砂糖やカフェインなども含まない、お茶を飲んでも、水分補給として良い飲み物です。

また、アルコールも飲料ですが、水分補給のための飲み物としては適しません。

アルコールを飲むと体の中で分解しないとならず負担となり、また分解するときに多くの水分を使い、利尿作用もあるので、飲んだ以上に水分を体から出してしまいます。

不整脈でなくてもコレステロール値が気になるような人にも、アルコールは悪影響となり、おすすめできません。

必要に応じて水分補給します


不整脈になりやすいような人は、日頃から水分補給をしましょう。

ただし、沢山飲み物を飲めば良いということでなく、多すぎる水分は、体を冷やし害となってしまいます。

特に日本人の方は、和食で味噌汁やお米など水分の多い食べ物を食べて、食事からも多くの水分を摂取しています。

もちろんまったく飲み物を飲まずに、水分不足になるのは不整脈のみならず、脱水など体に良くありません。

そのために、1日に1Lぐらいを目安として、水分補給すると良いでしょう。

何も含まれない飲み物を飲もう

水不足を解消するなら、水分補給するようにします。

しかし、飲み物でも砂糖やアルコールの含まれる飲み物より、お水などそのような不純物の含まれない飲み物を飲むようしましょう。