低血圧は水分不足で誘発されることもあります
低血圧とは血圧が低いことであり、高血圧と違い診断基準は設けられていません。
疲れやすい、体がだるくなりやすい、朝起きるのが辛いなどであれば、低血圧の可能性があり、一度血圧を測ってみましょう。
めまいや、肩こり、動悸、吐き気などの低血圧からくることもあります。
低血圧は血液量の減少がひとつの原因となっています。
それは水分不足も関係しており、水分が不足すると、血液量も少なくなるので、血管内の圧力が下がり、低血圧となります。
水分不足で低血圧になる原因はいくつかあります
低血圧は、水分不足から引き起こされることもあり、その原因はいくつもあります。
日ごろから水分摂取をあまりしないことは、わかりやすい原因です。
そのほかにも、汗をかいて体から水分が失われたとき、乾燥して湿度が低く呼気や皮膚呼吸で水分が体から失われるときなどあります。
水分不足になる前には、しっかりと水分摂取するようにします。
低血圧改善には、運動・食事、水分補給をします
低血圧を改善するには、水分補給し、血液量を増やすことは有効です。
その他にも、食事や運動でも、低血圧を改善することはできます。
食事を見直す
低血圧だと、食事をしっかり取らず、栄養不足や栄養バランスの悪い方がいます。
たくさん食べなくてもよいので、朝昼晩と3食を食べるようにして、栄養を摂りましょう。
特に肉類や豆類のたんぱく質、ミネラルを補うための野菜や海藻類を積極的に食べるようにします。
高血圧の方は塩分を控えますが、低血圧の方は逆に塩分を摂るようにして、多すぎるぐらいとらなくてもいいので、一定量を摂取しましょう。
疲れやすいという方であれば、塩分と一緒に疲労回復効果のあるクエン酸を摂るとよく、梅干やレモンに含まれます。
食事を3食、食べることは体に栄養を与えるのと同時に、体を目覚めさせて活発にします。
特に朝起きた後は、朝食を食べるようにして、体を刺激し目覚めさせましょう。
忙しい方は、ご飯に味噌汁におかずと立派な朝食でなくてもよいので、バナナやパン、おにぎりなど少しでも良いので、食べるようにして、朝食は抜かないようにしましょう。
運動しましょう
低血圧であれば、運動することも改善につながります。
血圧が低いと、手足などの末端まで血液を十分に遅れていない可能性があり、血液循環が悪くなります。
血液が心臓に戻らず、それがむくみの原因にもなります。
運動をすると血液循環が良くなり、体の末端まで血液を送れるようにしてくれます。
また運動すると筋肉もついていき、筋肉はポンプの役割も果たすので、血液が流れやすくなります。
ウォーキングなどの散歩でも良いですが、時間の取れない方は、家で踏み台昇降運動などでも良いです。
特にふくらはぎや背中など、大きな筋肉を動かすほど、筋肉が大きいほどポンプとしての働きも大きく、血液の巡りをより良くしてくれます。
時間の取れない方は、腹筋運動やや腕立て伏せ、ダンベル運動など、自宅ですぐにできる運動を行うと良いです。
通勤通学で、駅まで歩く、買い物は歩いて行く、階段を上るなどしても、日常生活の中で運動を行えます。
水分補給は大切です
血液は水分によって構成されており、水分があるからこそ、血液の流れを保てます。
水分不足になると、血液がどろどろとなり流れが悪くなり、低血圧となり、低血圧が余計に流れを悪くして、悪い循環になります。
水分補給することで、血液量を増やし、血液の流れを改善することで、低血圧の改善も可能です。
水分補給としては、お酒やジュースなどよりも、やはりお水が良く、砂糖やアルコールの含まれない飲み物の方が、体への負担が少ないです。
ただたくさん飲めば良いというものでもなく、1日に1Lから2Lぐらいを目安の水分補給を行います。
一気に水分を1Lや2L飲んでも、体では全部を吸収できず、吸収されない分はそのまま尿として出るだけなので、少しずつこまめに飲むようにします。
人間は運動しなくても汗をかかなくても、自然と体から呼吸などで水分が失われていくので、水分補給は必須といえます。
低血圧は総合的に改善しよう
低血圧を改善していくならば、簡単に行える方法として、水分補給があります。
朝起きたときや眠る前、食事時、入浴前後、休憩時間など、タイミングをみて飲み物を飲むようにします。
1回のコップ1杯程度の飲み物を、こまめに飲んでいくのです。
ただ効果的に改善するならば、食事や運動も取り入れるべきです。
栄養のある食べ物を食べるようにする、できるだけ歩くようにするなど、そのようなことをしていきながら、水分補給もしていくと、低血圧の改善を期待できます。
低血圧の対策にこまめにお水を飲もう
水分補給をするならば、お水が良く、こまめに飲むようにします。
ただ用意しないとなかなか飲めないので、水筒などに入れて用意し、こまめに飲むようにしましょう。