絶食中の水分補給を怠ると脱水症状を起こす危険性があります


水分補給は飲み物だけではなく、食事からも補給されています。

そのため、絶食をすると体内の水分が激減してしまうのです。

絶食で体内の水分が不足すると、さまざまなデメリットが生じます。

特に脱水症状を引き起こし、生命の危機となることもあります。

さらに水分が不足すると、便秘になりやすくダイエットにも悪影響を及ぼします。

便秘になれば肌荒れも悪化してしまいます。

体内の水分をしっかり保持するためにも、絶食中の水分補給はしっかりするようにしましょう。

絶食中に水分補給をした方がダイエット効果が高まるといわれています

絶食中は塩分も不足してしまいます。

体内の水分を保持するには塩分が必要ですが、絶食で塩分が不足すると水分が保持できない状態になります。

そのため水分補給をしていないとますます水分が失われてしまうのです。

また、絶食中に水分を摂取した方が、老廃物が体内に流れやすくなります。

そのため、水分補給をした方がダイエット効果が高まると考えられます。

絶食中は適切な方法で水分補給をしましょう

絶食中は体内の水分が不足しがちになります。

そのため、脱水症状を起こしたり、便秘になりやすくなったりします。

さらに、水分補給をしないとダイエット効果も高まりません。

絶食中は意識して水分補給をする必要があります。

では、絶食中はどのような点に注意して水分補給をすればよいのでしょうか?

絶食中は1日にどれくらいの水分補給が必要?

人間の体からは1日2,000~2,500mlの水分が失われていきます。

食事から摂取する水分は約1,000ml、体内での水分代謝が200ml程度なので、1日の水分補給は約800mlから1,300ml程度必要になります。

絶食中は食事から水分補給をすることができないため、その分を摂取しなければ体は水分不足になります。

絶食中は普段よりも意識して水分補給をすることを心がけましょう。

しかし、1度にたくさんの水を飲むと、体に負担をかけてしまいます。

体に負担をかけずに水分補給をするコツはこまめに水分を摂ることです。

目安としては1回に200ml、コップ1倍程度の水を飲むこと。

おすすめなのは、朝起きたとき、朝食と昼食の間、昼食と夕食の間、入浴前、入浴後、寝る前、さらに毎食事時、などに分けて飲むことです。

絶食中に適していない水分とは?

いくら水分補給が重要でも、水分なら何でもいいか?というとそういうわけではありません。

例えばアルコールは水分ですが、アルコールには利尿作用があり飲み過ぎると脱水症状を引き起こします。

さらに絶食中のアルコールは肝臓や腎臓だけではなく、胃や腸にも負担をかけてしまいます。

カフェインの多いコーヒーや紅茶、ウーロン茶も胃酸を分泌させやすいため、絶食中には控えた方がいいでしょう。

また、清涼飲料水も飲み過ぎには注意したいドリンクです。

水分補給には適していると思われがちですが、糖分が含まれているため飲み過ぎると太ってしまいます。

絶食中は普段よりも胃腸が過敏になっている状態です。

普段なら大丈夫だと思っている飲み物でも、内臓に負担をかけてしまうため注意しましょう。

絶食中は何を飲めばいい?

では、絶食中はどのような飲み物が適しているのでしょうか?

一つはお水です。

ウォーターサーバーなどのお水であれば問題ないでしょう。

また、緑茶や麦茶、ハーブティーなどもおすすめです。

ハーブティーにはさまざまな種類がありますので、好みのハーブティーを選んで飲むことができます。

水ばかり飲めない、という人におすすめです。

ルイボスティーもノンカフェインでさらに活性酸素を取り除く作用があると、注目されています。

どのような飲み物もホットで飲むことをおすすめします。

冷たい飲み物は胃腸に負担をかけることがあり、体を冷やし血行不良の原因にもなります。

断食中は特に、できるだけ、温かい飲み物を飲むようにしましょう。

⇒麦茶の効果効能については、こちらの記事【保存版】ダイエット中の水分補給は麦茶でもいいの?をお読みください。

絶食中に水分補給を怠るとさまざまなトラブルの原因になります


断食中は体が水分不足になりやすい状態です。

水分不足になると、頭痛や体温の上昇、脈拍の上昇、血行不良、代謝の低下、便秘、腹荒れ、倦怠感などさまざまな症状を引き起こします。

脱水症状などになれば、命さえ危なくなります。

喉が渇いた、と感じるときにはすでに体内は水分不足の状態です。

倦怠感などが出てしまうと、すでに5%程度の水分が失われているとされています。

そのような状態になる前に、こまめに水分補給をして、体内の水分をキープしておくことが重要です。

絶食中は普段よりも水分補給をしっかりとしましょう

絶食中は水分不足になりやすく、脱水症状をはじめ血行不良や代謝の低下などを招きやすいです。

そうならないためにも、こまめに水分補給をするようにしましょう。

絶食中は冷たい飲み物ではなく、できるだけ温かいものを飲むと胃腸への負担も軽減されます。