水分不足は便秘を引き起こす!便秘にならない水分の摂り方とは?

便秘にならないお水の飲み方
便秘にならないためには、こまめな水分摂取が必要です。
喉が渇いたと感じる時には、すでに体は水分が足りていない証拠と言われています。

喉が渇いていなくても、定期的に水分を摂ることが必要です。
水分を摂取するタイミングとしては、朝起きた時、お風呂に入る前、お風呂から出た時、寝る前、を目安に水分補給をしましょう。

また、運動をする時やサウナなどで大量の汗をかく時には、しっかりと水分を補給することが大事です。

水分不足はなぜ便秘を引き起こす?

水分不足になると、体は体外に排出する水分を減らそうとします。
そのため、排出されようとしている便から水分が少なくなり、硬くなります。

硬くなった便は排便しにくくなり、便秘を引き起こすのです。
腸内に残った便はさらに水分を失い、より硬くなって、さらに便秘となります。

また、消化されないまま腸の中に残っている食物繊維も便秘の原因になります。

便秘の原因となる水分不足を解消するには?

水分が健康にも美容にも大切なものです。
水分が不足するとさまざまなトラブルが発生しますが、便秘もその一つです。

便秘になると、有害物質が発生し、腸内環境が悪くなり、太りやすくなったり、肌荒れを引き起こしたり、体臭や口臭の原因にもなります。
そうならないためにも、適切に水分を摂ることが必要です。

適切な水分補給のポイントについて解説しましょう。

水分補給のタイミングとは?

便秘を解消するには水分をしっかりと補給することが大切です。
目安としては約1.5リットルの水分を摂ることが必要と言われています。

一度に大量の水分を摂取すると、反対に体調不良になりますので、こまめに摂取することが大事です。
摂取するタイミングとしては次の通りです。

朝起きた時

寝ている時にはコップ1杯分の汗をかくと言われています。
そのため、体は水分不足になっている状態です。

血液中の水分も減って、濃くなっているため、朝起きた時の水分補給は重要です。

胃腸を刺激し、便通を促す効果もあると言われています。

お風呂に入る前と入った後

入浴中はたくさんの汗をかきますので、脱水症状を起こしやすい状態になります。

それを防ぐためにも、入浴前と入浴後にはコップ1杯程度の水分を補給しましょう。

寝る前

寝ている時の水分不足をふせぐためにも、寝る前にコップ1杯程度の水分を補給しましょう。

スポーツをする時

運動中は大量の汗をかきます。
水分を補給しないと、軽い脱水症状になってしまう危険性があります。

スポーツをしている時は、しっかりと水分を摂ることが大切です。

どのような水分を摂ればいい?

水分といってもさまざまな種類がありますが、水が美容のためにもいいでしょう。

お茶やコーヒーはカフェインが含まれていますし、利尿作用があるので、飲み過ぎると脱水症状を起こす危険性があります。

ジュースや炭酸飲料は糖分が多く、ダイエットには適していません。
スポーツ飲料も糖分が多いので、摂り過ぎるとカロリーの過剰摂取になってしまいます。

水がオススメですが、ミネラル成分が多いものは、腎臓に負担をかけることがあります。
代謝が悪くなり、お腹を壊して下痢になることもあります。

下痢になると水分が不足し、今度は便秘になる、ということを繰り返すので、ミネラル成分の多い水には注意しましょう。

安心して飲めるのは、ミネラル成分が入っていない純水です。

水分は一度に大量に摂取してはいけない?

水分を摂るうえで大切なのは、一度にたくさんの水を摂取しないことです。

一度に大量の水分を摂ると、胃液が薄まって胃の中の食べ物が消化されにくくなります。
摂取する際には、コップ1杯程度を目安にしましょう。

また、キンキンに冷えた水を飲むと、血行が悪くなり、便秘の原因になります。
できるだけ常温の水を飲むようにしましょう。

水分不足になる原因は?

ダイエットは水分不足の原因
水分不足は便秘を引き起こしますが、なぜ水分不足になるのか、その原因について解説しましょう。

一つはダイエットの影響があります。
ダイエットをすると食事の量も減らすことが多く、食事から摂れる水分の量が減ってしまうため、水分不足になるのです。

また、水分を摂るとむくみやすくなる、という誤解です。
水分を摂っても不要な分は体外に排出されるので、水を飲んでみむくみませんし、太ることはありません。

喉が渇いた時しか水を飲まない、という人は少なくありません。

しかし、喉が渇いたという感覚がなくても、水分は不足している状態です。
便秘の予防・改善のためには、定期的に水分を摂ることが必要です。

⇒ダイエットと水分不足との関係については、こちらの記事【保存版】水分補給をしないと体重が増えやすくなるって本当?をお読みください。

便秘にならないためには水分不足を解消することが大切

便秘の原因となる水分不足を解消するには、毎日1.5リットル程度のお水を摂取することが必要です。

一度に飲まずに、数回に分けて飲むこと、冷やし過ぎた水は控え常温の水を飲むこと、といった点に注意して、水分をこまめに取る習慣をつけることが、便秘の予防や改善のためには大切なことです。