ノンカロリー飲料だからといってダイエット中の水分としていくら摂ってもいいわけではありません


近年、ノンカロリーやカロリーゼロと表記された飲料が多数展開されています。

カロリーがないにもかかわらず、味や甘みを楽しめるので、ダイエッターには嬉しい存在といえるでしょう。

ですが、だからといって飲みすぎるのはおすすめできません。

ノンカロリーであるにもかかわらず、肥満の原因となる場合すらあるためです。

ダイエットに相応しい水分をしっかり選んで、効率的に体調管理を行うべきです。

ノンカロリー飲料が必ず0カロリーとは限らない

カロリーとは、エネルギー・熱量のことです。

消費カロリーを下回れば良いですが、こちらより摂取カロリーが多くなると、余分なエネルギーは脂肪として蓄積されます。

その点、ノンカロリー飲料の飲み過ぎには気をつけましょう。

なぜなら、ノンカロリーやカロリーゼロと表記されていても、完全に0カロリーであるとは限らないためです。

ダイエット時の水分摂取はカロリーに気をつけましょう

ダイエット時は、食事のみならず摂取する水分に関してもカロリーを気にしておくべきです。

その点ノンカロリーを謳う飲料には注意が必要です。

前述の通り、かならずしもまったくの0カロリーであるとは限らないためです。

なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。

そして本当にダイエットをする上で理想的な水分にはどのようなものが挙げられるのでしょうか。

ノンカロリー飲料のカラクリ

ノンカロリー飲料とは、カロリー0のすべての水分を表す言葉でもありません。

そうなるとミネラルウォーターやお茶などもそのひとつに含まれるかもしれませんが、これらが「ノンカロリー飲料」として定義されることはあまりありません。

基本的には、カロリーゼロであるにもかかわらず、味や香り、甘さが楽しめる飲料を表しています。

トレハロースやアスパルテームといった甘味料、香料によって、0カロリーの状態のまま味わいが表現されています。

食事制限により、口寂しい時間を多く過ごすダイエッターにとって、美味しく飲んでも太らない飲み物ともなれば、ありがたく感じられることでしょう。

ですが、実際にはそうでもありません。

理由は、カロリー表示に関する法律である、健康増進法が関連しています。

ノンカロリーやカロリーゼロといったキャッチコピーは、完全にカロリーが0の商品でなく、100ミリリットルあたりのカロリーが5キロカロリー以下であれば表記できると定められています。

つまり、ノンカロリー飲料=カロリーのまったくない水分とは限らないというわけです。

にもかかわらずがぶがぶ飲み続けて消費カロリーを上回ってしまえば、ノンカロリー飲料であったとしても肥満の原因となってしまいます。

ノンカロリー飲料だからといって、安易に摂り過ぎないよう気をつけましょう。

ダイエット時に摂るべき理想的な水分とは?

ノンカロリー飲料は安易に摂り過ぎるべきではありません。

では、いったいどのような水分が理想的なのでしょうか。

その答えは、やはり完全にカロリーを含まない水分といえるでしょう。

カロリーが本当に0なのであれば、基本的に肥満の原因とはなりません。

ですが、この考え方もまた注意が必要です。

結論からいうと、本当にダイエット中に摂るべき理想的な水分は、純粋なお水です。

お茶やストレートティー、ブラックコーヒーなどもまたカロリーのない飲み物ですが、これらよりもぜひお水を選んでください。

理由は、体が必要とする水分以外の成分も、同時に摂ることとなるためです。

それらは、味わいを感じたり栄養として吸収したりするうえでは有効ですが、水分補給を邪魔する存在ともなってしまいます。

加えて上記の3飲料は、いずれもカフェインを含んでおり、利尿作用が伴います。

口寂しいダイエット中なだけに、少しでも味も楽しみたいといったところかもしれませんが、ぜひお水にこだわってみてください。

食事中の水分摂取のコツについて

ダイエット中とはいえ、食事をまったくしないという方法は理想的といえません。

痩せたいという強い思いを抱いている人であっても、量を減らしつつでも食事はすることでしょう。

このとき、ぜひ水分摂取を工夫してみてください。

これにより、食事から摂取するカロリーの蓄積を抑えることに繋げられます。

おすすめは、お水は口を潤す程度に少しずつ飲むということです。

一気に飲みすぎると、消化酵素が薄まって痩せにくい体質となってしまいます。

この飲み方であれば、痩せにくくなるのを防げます。

ちょっとした工夫なので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。

ノンカロリー飲料はダイエット中の水分として適しません


ノンカロリーやカロリーゼロを謳う飲料であっても、法律上、100ミリリットルあたり5キロカロリーまでは含有することが可能です。

そのため、制限なく飲みす過ぎるとそれだけでも肥満の原因になりかねません。

理想的なのは、カロリーどころか他の成分を一切含まない純粋なお水です。

体に吸収されやすく、また体内でしっかり活かされる水分となるため、代謝機能を高める上で有効です。

ダイエット中の水分はノンカロリー飲料でなくお水を選びましょう

何かと口寂しく感じられるダイエット中において、味のついた水分は嬉しく感じられるでしょう。

ですが、だからといってノンカロリー飲料はおすすめできません。

純粋なお水を選んで、さらに飲み方も工夫して、効率的なダイエットを目指してみてください。