弱酸性のミネラルウォーターはどう使うのがよい?

ミネラルウォーターは弱酸性がいい

ミネラルウォーターのpH値とは
ミネラルウォーターについていろいろな情報を集めていると、その中にpH値という言葉がよく出てきます。

このpH値とは何かというと、そのお水の性質を表すものであり、その指標によって酸性かもしくはアルカリ性かといった性質を示すのです。

ミネラルウォーターにも弱酸性や弱アルカリ性とうたった製品が多くありますが、実際に私たちが利用するにあたって適しているものとはどれなのかわかりにくい面もあります。

一般的に飲み水は弱アルカリ性、お肌の保湿などには弱酸性がよいとされています。

体の中のpH値に合ったものが適している

私たちの体は、健康な状態であればそれぞれの箇所もpH値を測定することができ、それは体の箇所や器官によって違いがあります。

ミネラルウォーターを利用するときは、そのpH値に近いものを選ぶとよいとされているのです。

つまり、ミネラルウォーターの選び方としては、体にどのように使用するのかで判断して、体のpH値に近いものを使えばよいということになります。

体とミネラルウォーターのpH値とは

単純にミネラルウォーターを飲用として用いる場合には、強い酸性もしくは強いアルカリ性でなければ、性質がどちらに傾いていても問題はないとされます。

しかし、やはりより適したものや用途はあるとされており、それによって賢く選ぶのがよいでしょう。

pH値とは何か

その物質の性質を決める指標として用いられるのがpH値です。

これは日本語では水素イオン指数とも言われ、その名のとおりその物質に水素イオンがどれだけの割合で含まれているかを示すものです。

水素イオンの濃度を示した値がpH値であり、その値はおおよそ0から14までとなっています。その中間点がpH7となり、この付近の値は中性を意味します。

そしてこの値よりも少ないと酸性、多いとアルカリ性に傾いているということになるのです。

人の体におけるpH値

私たちの体においてもこのpH値で性質を示すことができます。

そして、その箇所、器官や組織などによってpH値は異なるのです。

体液

血液や細胞内液・細胞外液など体液全般に関しては、だいたいpH7強から8弱あたりが正常な値とされています。つまり、弱アルカリ性となるわけです。健康な状態であればこのあたりの数値になるように常に保たれています。

このバランスが崩れることは健康な状態であればほぼなく、機能的にそのラインが守られるようになっているのです。

皮膚や髪

全身を覆う皮膚や髪に関しては、体液とは若干違った数値となります。

これらはすべて弱酸性に保たれるようにできており、数値としてはだいたいpH4.5~6程度となっています。

このバランスが崩れたときには肌荒れが起きたり髪が傷んだりなどの現象が起きることがあります。

内臓組織

内臓に関してはそれぞれに機能が異なるため、pH値にも違いがあります。

ミネラルウォーターを飲むときに通る消化器官で言うと、胃以外の器官ではだいたいpH4~8くらいの間を行き来するものであり、これは消化活動の有無によっても違います。その中で、私たちが食べた食品を消化する働きを担う胃だけはpH1.5~4程度と強い酸性を示すのです。

消化活動を行う最初の器官であるだけに、この数値を保っておかなければならないということでしょう。

それぞれのミネラルウォーターの使い方

ミネラルウォーターにもいろいろ種類があり、その中でも弱酸性・弱アルカリ性をうたったものが多く販売されています。
そのpH値は体の器官のものとほぼ近い方が望ましいということを考えると、飲用としては体液に近い弱アルカリ性が適していると言うこともできるでしょう。

一説には、体液に近いだけに吸収率がよくなるとも言われています。

もちろん、弱酸性のミネラルウォーターも風味を楽しむ上では全く否定するものではなく、おいしく飲めるものはたくさんあります。
その上で、弱酸性のお水はいろいろな用途に使うことができるのです。

例えば、毎日の洗顔に使うとしたら、皮膚に近い弱酸性ですからお肌にダメージを与えることなく優しく洗い上げることができます。
また、ミネラルウォーターを化粧水代わりとして保湿に使うなら、弱酸性のものがうってつけです。

弱酸性のお水をたっぷりコットンにひたして、優しく、そしてじっくりと時間をかけてしみこませるようにお肌をたたいていくのがポイントです。

弱酸性・弱アルカリ性はミネラルウォーターの風味に影響

ミネラルウォーターの2つの風味
弱酸性・弱アルカリ性のミネラルウォーターは、飲むと若干風味に違いがあってそれぞれに好みが分かれることもあるでしょう。
もし飲料水として飲むなら、必ずしも弱アルカリ性が勝っていて弱酸性はダメということではありませんから、1つの知識として頭に入れた上で好みの風味を選ぶとよいでしょう。

また逆に、用途によって選びたいという方は前述のような使い分けがおすすめです。

いずれにしても、市場で販売されているミネラルウォーターはどのような用途でも害があるものではないため、安心してください。

性質を理解して賢く利用する

せっかくミネラルウォーターにはいろいろな個性があるわけですから、その個性に合わせて飲み比べてみたり美容や健康に利用したりといったように用いると、さらに楽しむことができます。

水道のお水だけでは物足りないという方に、個性がたくさんあるミネラルウォーターでもっとお水に親しんでみましょう。



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