ダイエットに適した水分補給をするならばルールを守ることです
ダイエットを行なうときは、水分補給は欠かせません。
お水を飲むと太ると思って水分補給しないのは、体には良くありません。
体には代謝を活発にするために水分は必要であり、特に運動をするなどして汗をかけば、水分が体から失われるので、必要な分だけ水分補給しないとなりません。
代謝機能を上げるのに水分補給は必要であり、体の状態によっても、どのようなお水を飲むべきか違ってきます。
人は1日2リットルほどは水分が必要なので、この量を目安に水分をこまめに補給します。
目次
ダイエット中の水分補給のルールは体のコンディションに合わせることです
水分補給をいつ行なうかは、体のコンディションに合わせて補給します。
特に水不足を感じたときには、水分補給を積極的に行なうようにします。
喉が渇く以外にも、運動をしたとき、寝不足や便秘の時、アルコールやカフェインを摂取したときなど、このような状態も体が水不足になっているサインです。
このような時に、気がついたら水分補給するようにします。
代謝を上げるために水分補給は必要です
お水を飲むことは、体に潤いを与えるばかりでなく、代謝も上げるのに必要です。
体内の不純物を出すには、体に水分を巡らせないとならないので、水分補給は必要です。
しかし体の状態によっても、どのようなお水を飲むかは違ってきます。
体の状態によっても補給すべきお水は違います
お水の温度によっても、体に与える影響は違ってきます。
冷たいお水
真夏の暑いと感じるときや、ジョギングや運動の後の体が熱くなっているとき、体温は上昇し、汗が出ているので、体からは水分が失われていきます。
このときは、冷たいお水を飲むことで、体を冷やして水分を吸収しやすくします。
温かいお水は温まった体の熱を下げないので、やはり冷たいお水の方が良いです。
温かいお水
寝る前に温かいお水を飲むことで、副交感神経を刺激して眠りやすくします。
寝ている間は胃腸を休めるのにも、温かいお水は役立ちます。
常温以上のお水
常温または温かいお水は、冬の寒いときやクーラーの効いているような気温の低いところ、体を動かしていないときに飲むと、体を冷やさずに水分補給できます。
逆に体が温まっていないのに冷たいお水を飲むと、体を冷やして内臓などの機能を低下させます。
冷たいお水は体を刺激します
冷たいお水は体を刺激する作用があり、起きたときに飲むと、胃腸が働いて便が出やすくなります。
また寝起きの後は長い間水分を補給していないので、体に潤いを与える意味もあります。
腸にはたくさんの毒素が溜まっていると言われるので、便通が良くなると、デトックス効果も見込めます。
運動や暑いときなど体の温度が高まっているときには、早めに水分を体に吸収させるべきです。
そのような意味でも、冷たいお水はすぐに小腸に届いて、水分吸収を早めます。
そして冷たいお水は、摂取すると体は冷やされます。
そのために、冷えた体を温めようとして、エネルギーを使い、結果としてカロリー消費を高めます。
ただ、冷たいお水を飲み過ぎたり、あまりにも冷えているお水を飲んだりすると、内臓や体の末端を冷やし、冷え性にもなりやすく、体の機能も低下させるので、あまりたくさん飲むべきではありません。
温かいお水は体の機能を上げます
温かいお水を飲むと、胃腸などの内蔵機能を高めて、血液循環も促進します。
内臓の温度が1度上がるだけでも、基礎代謝も大幅に上がりますので、脂肪も燃焼させやすくします。
さらに内蔵機能が高まるということは、消化作用や老廃物を排出する機能も向上し、肝臓や腎臓の機能も上がるので、デトックス効果を高めます。
温かいお水は体内の機能を上昇させて、体内浄化にも役立ちます。
血液やリンパの流れが良くなり、余分な体に溜まった水分や老廃物を出しやすくします。
余分な水分を排出するとむくみ解消にもなり、便秘改善の効果も期待できます。
温かいお水も、冷たいお水と同様に、体への吸収効率は良いので、飲み過ぎるとむくんだりすることもあります。
また一気に大量に水分補給すると、胃液が薄まって消化を妨げます。
こまめに水分補給はしましょう
冷たいお水にしても、温かいお水にしても、一気に飲むのではなく、こまめに少しずつ水分補給するのが良いのです。
一気に飲むと冷たいお水は体を冷やしすぎて内蔵機能を低下させ、温かいお水は余計に吸収されてむくみを発生させます。
できれば水分が不足しているというような状態のときに、お水を飲むのが良いです。
こまめに補給するためにも、食事のときに1杯のお水を飲むなど、日頃から定期的に水分補給する習慣を身につけましょう。
飲むお水の温度は体に合わせましょう
お水はその温度によって、体への影響も違ってくることをご説明しました。
夏や冬など気温によっても違い、動かないときや運動するときによっても違いますので、その時々に合わせてお水を飲みましょう。