常温のお水は身体への負担が少ないためダイエット中の水分補給に適しています


常温のお水は、熱くもなく冷たくもない、人肌程度の温度のお水です。

飲んだときはあまり飲んだというような感覚はないかもしれませんが、体温に近いので胃腸への刺激が少なく、体温を奪うこともありません。

身体への吸収速度はゆっくりですが、普段の水分補給に適しています。

ダイエットをしているときでも、日常の水分補給として、常温のお水は良いといえます。

食事や入浴後の水分補給として、常温のお水を飲んでも構いません。

常温のお水での水分補給はダイエットの効果を高めます

常温のお水は、いろいろな場面で役立ちます。

例えば食事の前に1杯の常温のお水を飲むと、胃にお水が入り、必要以上に食べるのを防ぐのに役立ちます。

朝起きたときに1杯飲むと、ゆっくりと身体に水分が入り、胃腸を刺激し腸を活性化します。

さらには朝起きたときに飲むと、交感神経を刺激し頭をすっきりさせます。

常温のお水でも飲み方があります

常温のお水にしても、ダイエットをしているならば、どのように飲んでも良いとは限りません。

胃に負担をかけないように飲むというのが大切であり、身体が水分不足にならないように飲むようにしましょう。

一気に飲まないようにしましょう

お水は一気にたくさん飲むと、胃腸に負担をかけてしまいます。

いくら喉が渇いていると言っても、1Lや2Lのお水を一気に飲むのは、身体に負担をかけて良くないです。

激しい運動をして大量に汗をかいている時以外は、お水は少しずつ飲むようにします。

また人が1日に必要な水分は1.5L前後と言われています。

この量を目安として、1日のなかで、朝起きてから眠るまでの間に、休憩時間や入浴後などその都度でお水を飲むようにしましょう。

そのなかで、一気に飲まずに少しずつ飲んでいくようにするのです。

1日1.5L水分が必要とはいっても、これは目安に過ぎません。

多少多めに飲む日があっても、または少し少なめに飲むような日があっても、身体には影響はないので大丈夫です。

一気に飲まないと言うことだけ気をつけておきましょう。

ただ喉が渇いてもお茶やジュース、アルコールなどを飲むよりは、やはりお水が良いです。

お茶は利尿作用があり、ジュースは糖分が入っており、アルコールは肝臓に負担をかけるので、水分補給の飲み物としては適していません。

喉が渇く前に飲みます

喉が渇いたと感じたときは、すでに身体から水分が失われています。

このために、喉が渇いたと感じたときはお水を飲むようにして、また喉が渇く前に飲む方が良いです。

人によっては、喉が渇くというセンサーが機能しにくくなっており、身体から水分が失われても喉が渇いたと感じないときもあります。

習慣的にお水を飲むという癖を身につけるのが良く、食事や休憩などのタイミングで、日頃からお水を飲むようにすると良いでしょう。

汗をかけば身体から水分が失われますので、そのような時にもお水を飲むと良いでしょう。

冷たいお水は飲むと気持ちよいと感じますが、身体を冷やしてしまい、特に寒い日や室温が低いようなところにいるときは、余計に身体を冷やします。

そのために、やはり日頃から飲むお水としては、常温かまたは白湯などの熱いお水を飲むようにしましょう。

朝起きたらまずは1杯のお水を飲みましょう

お水を飲むとしたら、朝起きたときにまずは1杯飲むのがとても良いです。

眠っている間は水分補給ができないので、その間失われた水分を補給するという意味合いがあります。

さらに以下のような効果も見込めます。

  • 腸を刺激して排便しやすくする
  • 交感神経を刺激して眠っている頭を起こす
  • 朝食を食べる前に胃にお水が入り、胃に食事をする準備をさせる
  • 胃酸を薄めて胸焼けなどを防いでくれる
  • 胃にお水を入れて血糖値の急上昇を防ぐ
  • お水によって血液循環を良くする

このようなことがありますので、朝起きたとき、すぐに1杯のお水を飲むというのは、身体にとても良い効果を与えるのです。

冷蔵庫で冷やして保存しているお水ならば、さっと温めて飲んでも良いでしょう。

お水を飲むなら冷やしすぎないようにします


飲食店で出されるお冷や、お店で販売されているお水などは、かなり冷やされた状態になっています。

冷えすぎているお水は身体を冷やし、新陳代謝を悪くして、冷え性を悪化させてしまいます。

一気に飲むと頭が痛くなることもあり、身体には良くないです。

お水を飲む場合は、冷やさないようにして、冷えているなら少し温めて飲むようにしましょう。

冷蔵庫で冷やしているなら、温めるか少し部屋に置いて温度を上げてから飲むと良いです。

状況に応じてお水を飲みましょう

常温のお水は、ダイエットしているときの水分補給として良い飲み物です。

飲むなら冷たいお水よりも、常温のお水の方が良いでしょう。

朝起きたときや食事のとき、お風呂に入るときなど、水分補給を必要とするときに、その状況に応じてお水を飲むようにしましょう。

⇒運動後の水分補給で太ってしまうのではないかとご心配な方は、こちらの記事ダイエット中は運動後にお水を飲むと太るの?をお読みください。