ウォーターサーバーのボトルは詰め替えが地球にやさしい

詰め替え用のボトルはエコに繋がる
安心して使えるお水を店頭や通販ショップから購入すると、使い終わったあとにたくさん残ってしまうペットボトルごみ。
回収ボックスがショッピングセンターなどに設置されているとはいえ、同じものを詰替えて使うために回収しているのではありません。

しかし、空ボトル回収を行っているウォーターサーバー業者ではボトルに新しいお水が詰替えられ再びボトルとして生まれ変わります。

この仕組みがあるため、限られた地球の資源をムダにすることなく地球にもやさしくおいしいお水を使うことができるのです。

しっかり洗浄し詰め替えられるため安心して使えるボトルに

いくら資源のムダ使いを減らすためとはいっても、清潔で安全に使えるボトルでなければ意味がありません。

そこで、回収された空容器は人の目とマシンを使って異常がないか確認されたり徹底的に洗浄を行ったりして清潔で安全な新しいお水のボトルに生まれ変わります。

そのため、ウォーターサーバーのボトルはいつもきれいで安心して使えるようになっているのです。

詰め替えボトルができるまで

ウォーターサーバーで使われるボトルは、空になると業者が回収することになっている場合が多いもの。

この時回収された容器は、再び新しくお水を詰め替えて製品として生まれ変わり出荷されていきますが、その流れには徹底した品質管理が行われています。

いくら詰め替えでボトルを使えばごみが減って地球にやさしいとはいえ、お客様にとって安心して使えるものでなくては意味がありません。

その新しいボトルが誕生するまでを解説します。

人の目とマシンでしっかり洗浄

まず回収した空ボトルは、人の目によって割れやヒビがないか臭いがしないかなどを確認します。

また、圧力をかけるマシンを使い亀裂が入っていないかの確認も。
そして基準にクリアした空容器だけが再びお水を入れるボトルとして使われるのです。

人による目視確認のあとは、洗浄マシンを使って徹底的に洗浄。
安全性を考え薬品は一切使用せず、オゾン水によって3回殺菌したあと65℃の純水ですすぎ、25℃の純水でのすすぎを経て洗浄が終了します。

洗浄マシンに入ったあとはボトルができあがるまで人が触れることはなく、異物や雑菌などが入る心配がありません。

オールロボットシステムでお水を詰める

徹底的にボトルの洗浄がされたあとは新しいお水が詰替えられます。

ちなみに純水のろ過は繰り返し何度も行われ、さらにROろ過という特別な浸透膜を使った方法がとられているため、不純物はほぼ含まれないといえるほどにろ過されます。

特別な浸透膜を使ったろ過とオゾン水による殺菌が終わったお水をボトルに詰めるのもロボットの手によって行われます。
それに、全自動でボトルに純水が充てんされていく工場内の環境は、清浄さに大変厳しいといわれる半導体工場レベルと同じです。
そして新しいお水が入ったボトルにラベルを付ければ新たな詰め替えボトルが完成。

最後には出来上がった製品の検査が行われ、48時間の培養を行いそこで細菌などが発見されなければそのロットは出荷されることになります。

徹底した安全管理

ボトル検査の場所以外は人が入らないクリーンルームを徹底。

そのため、もし人が入ってしまったときは製造をストップしそのとき作っていたものはすべて廃棄して初めのボトル洗浄からやり直すという徹底した安全管理がとられています。

また、クリーンルーム内は空気の清浄度を保つために、20分おいてから作業を開始することを徹底。
これらの安全管理により、異物や細菌が混入する可能性を最小限に抑えているのです。

さらなる安全性の向上のために第三者機関への放射線物質検査も依頼。
2011年3月におきた原発事故のことをふまえ、月に1回放射線物質検査を行うようになりました。

その検査結果はホームページに掲載されており、いつでも確認することができます。
安全についての情報公開を行っていることも、安全管理の徹底につながっているといえるでしょう。

空ボトルの処分に手間がかかってはメリットに欠ける

ウォーターサーバーで様々な手間をはぶくことができる
ウォーターサーバーのメリットの一つに空容器の処分に困らない点があります。
もし空ボトルの回収が行われていなければ、大きなボトルをごみに出さなくてはならずかさばる上に収集日まで部屋の隅に置いておく必要もあるでしょう。

しかし詰め替えを行っているところでは積極的に空ボトルを回収するため、お客様にとってもごみ処理の手間がかからず、リサイクルにも貢献できるメリットが生まれるのです。

詰め替えのウォーターサーバーボトルでリサイクルにも貢献

ウォーターサーバーの空ボトルを回収し新しくお水を詰め替えて生まれ変わらせることで、ムダになる空容器がなくなり新たにボトルを作り出すために必要な資源を最低限に抑えられます。

そして、空ボトルの回収に協力することでお客様もリサイクルに貢献したことに。